幸福感はどこから来る?
人間が幸福感を味わう瞬間って、どんな時か考えてみました。
前から欲しかったモノをお金を貯めて購入し、やっと自分のモノになった時でしょうか?
日々練習を重ね、努力をしてきたゲームや試合で勝ちぬいて一番になった時でしょうか?
給料日にキャバクラへ行って可愛い姉さんにチヤホヤされている時でしょうか?
人それぞれ価値観は違うので、どれが正解というのは無いかもしれません。
でも人間が生まれてきた理由として誰の心にも備わっている幸福感があります。
それは誰かの役に立ったり、何かに貢献したことが実感できた時だと断言できます
例えば、オリンピックに選ばれた選手が厳しい練習を積んで、オリンピックで金メダルを獲得したとする。その選手は涙ながらに喜んで「これまでの苦労が実りました」みたいなことを言うますよね。
そして、どの選手も付け加えて必ずこのようなことを言う。
「これまでお世話になってきた周りの人にやっと恩返しができます」と。
要するに自分の努力で一番になったことは嬉しい。それは当然だけど、自分を支えてくれた人間に貢献できたことが幸福度を満たす更なる要因であることを示しているんです。決して自分だけが得をして偉そうになっている訳ではない。
運動会で一等賞になった子供は、自分が一番になったことよりも親が喜んでいる顔を見るのが何よりもうれしいんです。親は親で、自分の子供が喜んでいる姿を見るのが何よりも幸せ。
モノを所有することは、所有した時点で自分の中で価値は下がる。キャバクラへ行って、その時にチヤホヤされても・・・まあ、その価値観は私には未知の世界なので言及しませんが。
人の役に立つことや、何かに貢献することは永遠の記憶として心に刻まれます。その記憶は自分の中で一生の宝モノとなります。
人間は誰でも自分の仕事や行為を通して、人に喜んでもらうことが何よりも幸福度を感じる瞬間。他人の喜びに共感して自分が最も満たされ、幸福感を感じるように神様が作ってくれたんですね。
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