すごいウエディング

先週出張へ行ったウエディング案件でのこと。

C社が主催する熱烈な結婚式は、いつもアイディアに満ち溢れていて、私の役目はそのウエディングで音楽演出をお手伝いすること。

そう、いつもアイディアに満ち溢れているのですが、今回は想像を絶する仕様でした。

というのは、その内容を何も知らされずにウエディングに参加したゲストたち（上写真）

会場に来て、まずはあらかじめ決められたグループごとに収集され、なんと色とりどりの上下つなぎを着せられました。そこにズラリと並んだつなぎがこちら↓

そして、そこには班ごとのミッションがありウエディングの装飾を担当するチーム、食事を作るチーム、ウエディングケーキを作るチームなどに分かれている。なんと、呼ばれたはずのゲストがウエディングの準備をしなければならないんです。

早速、皆さんつなぎに着替えて連帯感がそろったところで各自のミッションにつきました。私が目を離せなかったのはケーキを作るグループ。さすがにスポンジは用意されていましたが、その他は全部自分たちで作らなければならない。チーム内で果物の切り方や完成形について楽しそうに作業をしている。

完全にチームの判断にゆだねられているので、最終的にはしっかりと責任をもって仕事を進めているようです。中にはケーキなんて作ったこともない人もいるでしょうに・・・初ケーキ作りがウエディングケーキってすごい！

もちろん、作ったケーキは新郎新婦のケーキカットのシーンでお披露目。なんか友人同士で作ったリアル結婚式って愛があるな～と。マスコミなどで言葉が先行している現在の「手作り結婚式」とは比較にならないほどの手作り感。

私が印象に残ったのは、今回参加したゲストの皆さんがすごく楽しそうに自分のミッションをこなしていたこと。そして実際にこんな楽しい結婚式は類を見ないだろうと感じたこと。

※こちらが実際のウエディングケーキ

こんな大胆な企画をプロデュースするC社はすごい。今後のイベントつくりの参考にさせてもらいます。