時間よ
今日はフランスの啓蒙思想家、ヴォルテールの“ザディーグ” 一節から印象的な言葉を引用します。何について書かれているか?
この世の中に存在する全ての事物のうち最も長くて、同時に短いもの
最も早くて、同時に最も遅いもの
最も小さく切り刻め、同時に最も大きく拡大できるもの
最も軽く扱われ、同時に最も惜しまれるもの
それが無ければ何もできず
細かな事でもすべて包み込み
全ての偉大なものに生命を吹き込むもの
それは何であろうか?
答えは「時間」だ
これ以上に長いものは無い
それは永遠を測る物差しなのだから
これ以上に短いものは無い
それは願望を実現させるのはあまりにも短い
これ以上に遅いものは無い
明日を心待ちにしている者にとっては
それは無限に広がり
無限小に狭めることが出来る
それは皆が皆、ないがしろにし
皆が皆、後ろ姿を惜しむ
それは存在していなければ、誰も何も行うことが出来ない
それは、後の世のために価値とはならないものを忘却の海に沈め、真に偉大な行為に永遠の命を与える
なんてステキな言葉でしょう。この一節に時間の本質全てがまとめられています。
人間の一生はあまりにも長いようで短い。
のんきにテレビを見て過ごすこともできるし、毎日時間に追われて生きる選択肢もある。
どっちが正解じゃなくて、どっちも正解。
選ぶのは自分次第。自分自身で決める。
好きな道を選べばいい。
自分次第でステキにもできるし、最悪にもできる。
金持ちも貧乏人も、犬もキリンも、ゴキブリも魚も、誰でも平等に与えられている唯一のものは「時間」。オマエだけ1日が1時間少ない・・・ってことはない。
神様が生命ある全てのモノに与えてくれる最高の贈り物が「時間」でしょう
地球上で、これ以上に大切な存在はないと思うんです
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