東京から大阪 一番得な交通機関を比較

最近になって東京から大阪までの移動を繰り返す中で、車や飛行機、新幹線など何を利用すれば一番効率が良いか？を検証してみようと思った。

東京と言っても、私の場合は東京と千葉の県境、千葉県浦安からの検証となるが、すべての乗り物を試してみて、計算上だけでは知り得ない落とし穴や、実際の感想などを踏まえながら説明しようと思う。

私の場合、大阪までは今まで自分の車で移動することが一番多かったが、ここのところ新幹線や飛行機、そして昨日は夜行バスも試してみたので、以上の4種類の移動時間や料金などを織り交ぜて比較をしてみる。

東京から大阪までの移動手段ベストは？

まずは格安飛行機（LCC）で成田空港から関西国際空港を利用した場合

出発地：成田空港―関西空港

ジェットスター：片道10000円程（シーズンによる）飛行機のオプション料金：シート指定なし、荷物追加なし

他交通費：成田までの交通費

（高速1450円、ガソリン800円くらい、パーキング1日700円）

関西空港―梅田　バス1600円

合計　14550円

移動時間：浦安市から成田空港まで車で1時間、成田から関西空港まで飛行機1時間50分、関西空港から梅田まで１時間

合計　3時間50分

東京から大阪まで飛行機を使った感想：

飛行機は待ち時間も含めると、ある程度余裕を持った行動が必要なので、上記に算出した時間にプラス1時間を含めたい。

そう考えると移動時間のトータルとしては約5時間と決して効率的ではない気がする。成田空港までの距離やパーキングを使う場合は滞在期間によっても変動するから、いくら格安航空といえどもお得感は少ない。ただし、メリットもあって実際に関東から関西へ行く実質的な時間は圧倒的に飛行機が早い。身体的な負担は非常に少ないといえる。

夜行バスを利用した場合

出発地：東京駅 八重洲南口ー近鉄なんば西口OCAT
利用バスミルキーウェイ3列シートバス　7770円(※2023年5月土曜に利用、シーズンによる)

移動時間：バス7時間半、電車40分位

計約8時間

東京から大阪まで夜行バスを使った感想：

時間はかかるが料金は安い。私の使ったバスは結構高かったが、グレードを落とせば4000円位で収まる料金帯もあったから、そうなると断然経済的な交通手段となる。また、夜間に出発するので、どこでも寝れる人なら朝起きたら現地に着いているので、朝一で行動できる点もメリット。私は環境が変わると寝れないタイプの人間なので、1日寝不足で調子が悪かった・・・（泣）とにかく金銭的に安く移動したい派には一番おすすめ。

自家用車を利用した場合

出発地：浦安―梅田（新東名道経由）

12860円（ETC料金）

ガソリン代（移動距離520km）

1リッター10キロ燃費車の想定

8320円（ガソリン1リッター160円）

計21180円

移動時間：計算上では6時間

東京から大阪まで自家用車を使った感想：

仕事柄、機材などを大量に持って歩くことから、個人的にはこの手段で関東から関西まで移動することが一番多い。メリットは1人だと割高だけど複数名になるにつれ割安感が強くなる。1台の車に4人乗れば、ひとり5000円チョイという経済的な費用で東京大阪間の横断が実現する。

デメリットは一人の場合、運転がつらいこと。計算上の移動時間6時間というのは休みなしで、渋滞も含まれないため、実際に一人で運転をする場合は2時間多めの8時間くらいは余裕を見たほうが良い。私の場合、東京大阪間を自主運転で往復した後は腰痛気味になってマッサージに行くことも多いから、運転時間と疲労についてはある程度の覚悟が必要。

新幹線を利用した場合

出発地：東京駅―新大阪（こだまなど）

14720円（自由席）

移動時間：2時間半

東京から大阪まで自家用車を使った感想：

メリットは渋滞が無いことから移動時間にムラがないこと。便数が圧倒的に多いこと。移動距離が短いことなど、一般的には首都圏から関西をつなぐダントツに合理的な移動方法。ビジネスなど予定を決めて動くには一番間違いないのが新幹線。

デメリットは料金が高いこと。日帰りで往復するなら片道10000円ほどで予約できるサイトもあるので、往復で10000円弱も安くなる。体にも負担が一番少ないうえに、往復で30000円かかっても時間をお金と考えて換算すると、やはりこの新幹線が一番間違いない。

まとめ。何が一番良い交通手段か？

結果的に時間とコストを考えて一番合理的な移動手段は新幹線。人数が多いなら自家用車。安く移動したいなら夜行バス。飛行機に関しては関東から関西の場合はあまりメリットは見当たらない、という結果になった。

以上、東京～大阪の移動する際のご参考までに。