2023-01-05

イベントを成功させるコツ

昨年の暮れに主催した「Golden Cairo」というイベントは6か月以上前に運営チームを立ち上げ、夜な夜な地道なミーティングをしてきました。労力としては相当なもので、時給に換算するといくらくらいになるのか?6か月間の報酬はいくらくらい?全く見当もつきません。

イベントの主催というのは、一見華やかに見えますが労力に見合わないもの。達成感とか一体感でやり切るしかない。リスクも大きく、集客が悪かったり、台風とかコロナとか外部的要因にも影響を受けやすい。デカいイベントに失敗すると、その額の大きさから人生立ち直れなくなる可能性すらある。

ただ、そんな条件を乗り切って成功させたイベントというのは、チームとして周りに感謝され、チヤホヤされ、持ち上げられるものだから、またやりたくなる。だからイベントで味をしめた人は面白くてやめられなくなる。イベントジャンキーになっちゃうんです。

イベントの企画は、私が思うに企画している時が一番楽しくワクワクする瞬間。私が初めてイベントを企画したのは中学校のバンドをやっていた頃。市内の小ホールを借りて数組のバンドをかき集めて500円位の入場料でコンサートやライブを開催していました。

私の企画ではありませんが、中学3年生の時に市内の一番大きな大ホールを借りて大勢の来客に成功したことがある。そのホールは800名くらい収容できる大ホールで、そこそこお客さんを集めることが出来た。第二次ベビーブーム時代に育った学生だから実現できたのかもしれませんが、そんな経験すら懐かしく頭をよぎります。

それに比べて、この時代にイベントで集客するのは非常に大変。今まで沢山のイベントを組んできて感じるのは、イベントの集客は出演者がどれだけ有名でもさほど影響はないということ。DJ Kaoriが来る!という現実があっても、それをホームページだけに告知して人が集まることはないんです。集客で一番大切なのは、個別にひとりひとり声をかけるマメさがポイント。そうでなけれな、広告にメチャクチャお金をかけれるかの2択になります。

後者は中規模以下のイベントでは現実的ではないので、やはり声掛けの大切さが一番。そしてイベントを継続していく大変さは毎月イベントを主催しているヒトにしかわからない苦労。一度や二度、知り合いに声を掛けることができても、頻繁に声を掛けるとなると相手の顔色をうかがってしまう。

だからイベントを成功させている人は、人脈が広いし、社交的にならざるを得ない。内気とか嫌われ者のイベンターは存在しない。フットワークが軽くてパカーンと抜けている性格の方がイベンターとしては成功しやすい。ある意味お調子者の方が集客をするには適任、そんな人たちを沢山見てきましたから本当です。

私個人として2023年はどこで、誰と、どんな企画のイベントをやろうか考えるだけでワクワクする。

ひとつだけ分かっているのは、ある程度のリスクを背負ってお金を掛けなければ面白いことはできないということ。予算を絞りまくって企画したイベントは見苦しいもの、そんなの無理してやる意味はありません。

そして最大のポイントは「そのイベントにお前は行きたいか?」と自分に突きつけてみること。自分が面白そう!と感じないイベントは他人だって面白いと感じないでしょう。だからイベントを一緒に企画をする仲間は何でも言い合える仲であること。絶対に妥協をしちゃダメ、それは鉄則です。


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