最愛のシンガーは犯罪者
今年(2021年)の9月27日に私が生涯をかけて愛したR&Bシンガー、R. Kelly氏に有罪判決が下されました。起訴の内容は未成年者の虐待を含む9つの罪で全て有罪判決となり、少なくても数十年の服役で最悪の場合は無期懲役になるとのこと。
昔からR. Kellyの性癖については取りあげられていたが、世界の音楽業界でヒットを連発し、あまりにも権力を持ってしまったためだろうか?彼に刃を向ける女性が出てこなかった。
この件に関してアマゾンプライムでは6つのエピソードとしてドキメンタリー映像を公開している。
彼の音楽を何十年にも渡って聞いてきた私にとって、この映像を見るのは勇気が要る。私以外の多くのファンだって同じ気持ちだっただろう。
映像内では被害者として申し立てをしている女性のインタビューを中心に、Rケリーの異常な行動を余すことなく暴露している。
まず第一に衝撃を受けたのはRケリーが7歳の時から14歳まで続いたという性的虐待。「一番近い家族」から虐待を受けていたとのこと。一体誰だろう?
※若きし日のR. Kelly
彼は母子家庭の4人兄弟で3男。彼の下には弟がいて、その弟も虐待を受けていたと証言。誰から性的な虐待を受けていたのかは明かされていないが、その後の彼の性癖を決定づける出来事だったと感じた。
Rケリーのファンならば、誰もが知ってる故アリーヤとの結婚。当時の彼女はまだ15歳で、恐らくその前から手を出していたとすれば・・・それにしても、Rケリーと未成年女性に関しては、これまでに大量のSEX Videoが流出していますから、それが確たる証拠であること。どうして有罪になるまで、こんなに時間がかかってしまったんでしょうか、ある意味不思議でなりません。
訴えを起こしている女性の中にはスパークルというそこそこ売れた女性シンガーも含まれ、元妻やボディーガードなども証言をしてます。
「彼のスタジオに未成年女性を何人も寝泊まりさせ、好きな時にセックスを要求された」とか「自尊心をズタズタにするような性行為を求められた」とか「食事の仕方、服の着方、風呂の入り方、寝方までを指導され、親との連絡を絶つために携帯は没収された」など、出てくる話はどれもオカルト教団並み。
特に性行為をしながらビデオ撮影をするのが趣味だったみたいで、あちこちに記録を残してるから、これは絶対に嘘ではないんでしょう。
R. Kellyの強烈なファンとしてショックではありますが、彼の音楽は何も悪くはないですから。
1992年から17枚のスタジオアルバムをリリースしている彼ですが、その中でもデビューアルバムに収められている私の大好きな曲を紹介して、この記事を締めます。
R. Kelly – Dedicated
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