禁酒7日目 自由への切符
新年そうそう禁酒を宣言、前回のブログにて誓いを立てました。1月6日からスタートして今日で酒を完全に断ってから1週間(7日)が過ぎました。お酒を断ってから2~3日目は本当に環境の変化に体がついて行けなく、夜の時間が長くなったことから1日のリズムがすっかり変わってしまいました。友達からは驚かれ変人扱いされますが、禁酒を人に強要したりはしませんし、誘われたらジンジャエールでお付き合いだってするつもりです。
30年?いやそれ以上、毎日毎日お酒を飲み続けてきましたから、その習慣を変えるのは容易なことではありません。これまでに1年間365日の中でお酒を飲まないのは本当に忙しい数日だけ、1週間もアルコールがない生活というのは10代の時以来です。私と同じような「アルコール依存度少々高め」の境遇にいらっしゃる方は、この状況がどのような事態か想像がつくでしょうか?
ポジティブな言葉に置き換えると、このシラフの状態が続くのは非常に久しぶりの感覚。精神的に若返ったようにも感じます。まだ禁酒からたったの7日目ですが、私が感じる変化について以下の5点があげられます。
1. 今までお酒を飲む時間帯(夜)を1日の軸に合わせていたが、その軸そのものがポッカリ無くなった。
要するに、1日の締めくくりに毎日お酒を飲んでいましたが、それが無くなることによって1日の締めの時間が消滅し、飲んで1日を終えるという軸が無くなりました。長年お酒を飲んできた方にとっては、この時間が無くなる変化に対応できないのではないでしょうか?
例えて言うなら、食事の後にお茶で締めるとか、スポーツの後にシャワーを浴びてさっぱりするというような行為。これをやらないと精神的に締まったという基準を図れない、そんな日常の行為そのものが無くなった感じです。お酒の依存度が高い人ほど、このような感覚に陥ると思います。
2. 水分の調整に戸惑う
これは私だけかもしれませんが、毎日の摂取する自分のお酒の量は把握しています。そのお酒の量を普通の水分に置き換えると全く喉を通らない。何が言いたいかというと、500mlの缶ビールを4本飲んでからバーボンや焼酎を飲んでいたのですが、500ml×4本=2Lの水を数時間で飲むなんて絶対に不可能です。自分はいったい、日々どれくらいの水分を取っていたのか全く分からなくなりました。
また、これはあまり望ましくないのですがお酒の代替えをついつい探してしまいます。夜何も飲まないのは淋しいので、私の場合はミントティーや蜂蜜レモンジンジャー&シナモンにハマっています。ある意味すっかり健康志向です。
3. 予想をしていたよりも体調の優れた感じをまだ実感していない
お酒を辞めると、すぐに体調が絶好調になることを期待していたからでしょうか?今のところ、全然そんな感じがしません。朝はスキっと目覚めているわけではありませんし(さすがに二日酔いの気分は脱しましたが)昼間の集中力は飲酒時も禁酒後もあまり変わりません。ただ夜はぐっすり眠れるようになったことは唯一実感します。確実に眠りが深くなりました。
4. 自分と過ごす1日の時間が長く感じる
朝起きてから寝るまで、丸一日自分に話し掛け向き合っているような感覚。「酔う」という行為はある意味自分の意識から遠のく時間、我を忘れる時間で冷静に自身を判断できているかは謎。私の好きな苫米地英人さんも言っておりましたが「酒を飲むことで頭の働きが低下するのは時間の無駄、家にある酒とテレビは今すぐ捨てろ!」なんと衝撃的な言葉。
5. 新しい生活に期待と希望、そして自分に自信が芽生える
これは禁酒を実行する最大で最高のメリット。禁酒は自由への切符であり、このためだけに禁酒をするのです。とにかく今までの自分を超えるには酒を断ち、時間を有効に使って1日のパフォーマンスを最大限に上げることが目標。私の場合、時間は有限ということに気付いて以来、本気で禁酒を考えました。
成果があげられるかは自分次第ですが、今後も禁酒の報告はブログにて続けていきます。
次回は禁酒を決断した1冊の本を紹介したいと思います。
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