玉木神社

2020年の節分ウィークは3年ぶりに奈良の神社巡りを計画。夜中に東京から車で奈良の五條まで向かい、少し仮眠をして早朝に十津川村まで愛車で山登り。冬の道路なので旅路への準備は万端だったが、何事もなく天気も味方をしてくれた。下の写真はあまりの感動に車から飛び出て、私が山頂で撮影したもの。写真だとこの絶景が伝わらないと思うが、加工無しでこのパノラマが360度広がる状況を想像していただけるだろうか？

北海道出身の自分でも信じられないほど、いくつもの険しすぎる山々を越え、数時間をかけてようやく目的地に到着。ユネスコの世界遺産にも登録されている大峰山系の奥地にひっそりとたたずむ歴史ある神社「玉木神社」へ訪問。現地に着いた時はすでに15時を回っており、西日の眩しさを感じながら駐車場から徒歩で山の九合目にある目的地へ向かいました。

※途中で一休み

スピリチュアルな山々の木々に囲まれ、澄んだ空気と地球を見渡せるほど突き抜ける景色を眺めながら歩くこと20分。出迎えてくれたのは自分が全く関わっていない時代に建築された格式高い建造物、見た瞬間に時間が止まり、驚きのあまり息が30秒ほど吐き出た感じがした。

この旅によって私が玉置神社を知ったことは、日本人の偉大なルーツを身をもって再認識できたこと。祖先が作り上げたこの文化に誇りに感じ、自分が日本人であることに誇りを感じる、そんな想いがジリジリと胸をこみ上げる。。。

日本人はもっと世界に胸を張って、そしてプライドを持って良いのだよ、と教えてくれた気がした。