3月の映画プロジェクト終了
先日から関わっていた映画のプロジェクトが本日午前中に全ての業務を終えました。監督は日本在住のオランダ人でプロデューサーが中国の方。役者さんも海外の方がおり、ヘアメイクはブラジルの方、カメラマンやスタッフも海外生活の経験豊富な方揃いで国際色豊かな現場でした。
私は制作チーム兼ドライバーで毎朝4時起きの生活。見てください、この物量!機材や美術品、衣装などを運ぶために車が荷物でパンパンです!(この日は少ない方でしたが・・・)
撮影現場が面白過ぎてアッという間の数日間でしたが、自分のやるべきことに集中し、少しだけ成長できた気がします。どんな職種も同じだと思いますが、やはり現場で実践的に学ぶことが、自己成長の一番の近道だと感じます。
コロナ対策の一環として、撮影現場ではマスク等の着用はもちろん、プロジェクト自体のスタッフが少人数制。その分、ひとりに掛かる負担も普段よりは多いのですが、そんなことさえ重荷にならないほど活気に満ちて楽しい撮影現場でした。何故だろう?と後から考えたのですが、それは監督の人柄だという自論にたどり着きます。
どんな職場でも同じことが言えますが、チームのトップが穏やかだと周囲の雰囲気も穏やかになりますし、チームのトップがピリピリしていると、その張り詰めた空気は周りにも伝染します。
そう考えると、自分が監督で作品作りをする現場は活気に満ちていることを祈りたい。その方が役者さんやスタッフのやる気を引き出して、良い作品に仕上がる可能性が高まることは間違いありません。当たり前ですが、どんなプロジェクトでもトップの仕事は現場の空気作りという点で責任があります。
それもこれも、今回のように久々に「人に使われる」という経験を通して学び、気付かせてもらいました。
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