人生はマニュアルフォーカスだよ
カメラのオートフォーカスという機能をご存じでしょうか?
オートフォーカス(AF)とは、ピントを被写体に対して自動的に合わせるカメラの機能のことで、最近のカメラにはデフォルトで設定されております。自動で被写体に対してピントが合ってしまうので、時に自分が意図していない対象物にピントが合ってしまうこともある。そんな時はマニュアル(MF)でピントを合わせる必要がある。
ピントが合うということは、ぼやけている対象物の輪郭がくっきりとすることで、人間の思考もオートフォーカスと似たような現象が起きていると感じる。
オートフォーカス、つまりカメラの機能に任せてフォーカスの対象物を決めているということと、自分の思考をテレビや周囲の目など世間の流れに任せることは同類で、普段の生活の中では自分がフォーカスすべきものはオートフォーカスにせずに、マニュアルフォーカスつまり自分で決めることが大切なんじゃないかなと思う。
自分の思考を普段の生活下でオートフォーカスにするということは、テレビやインターネットの記事からの情報を鵜呑みに信じたり、どうでもいいニュースに注目したり、自分にとっては不要な情報にもピントを合わせることになる。
人間って同じような出来事でも捉え方によって良くも悪くも感じ取ることが出来る万能な機能がある。それが故に他人の意見に惑わされたり、自分がフォーカスしていない方向に目を奪われる事がある。
例えば1999年にノストラダムスの大予言で地球が滅びると言われていたけど、あれから20年以上経った今でも地球が滅びる気配は全然感じない。
当時、ノストラダムスの予言にフォーカスした人は不安の中で毎日を過ごしただろうけど、そんなことを気にしないで毎日過ごす方が良いに決まってる。
「毎日楽しいな。幸せだな」と毎秒感じながら生きて行く方が絶対にいい。他人の噂やニュースに振り回される生き方なんて、意味があるのだろうか?
だから、どんなに小さなことでも自分の生活の中でフォーカスすべきことはマニュアルフォーカスで、自分の意思でピントを合わせるべき。で、ピントを定めたモノに対して自分なりの感じ方をすればいい。
人間の運命というのは変えられないかもしれないけど、日々自分がフォーカスしたい対象物は決めることができる。
支配者側の情報操作に惑わされるのはいい加減やめにしないか?とまぁ、理解できる人だけ分かればいいです。
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