Mental Training
先週のブログでは自分の子供を引き合いに、スポーツの勝敗を決めるメンタル部分について書いたのですが、週末に良いタイミングで日本のメンタル能力開発の分野では草分け的な存在「株式会社サンリ」の西田氏が部活のテニス部に向けて講演にいらしたので家族全員で参加しました。中学1年から3年までの男女部員とその父兄を合わせて100名以上の参加者がいたように思います。
講義は5時間位だったと思いますが、時間を忘れさせるほどの素晴らしい内容でした。自分自身は若い時にこの種の書籍を読みあさっていましたので、初めて耳にするようなお話ではなかったのですが、やはり話し手のバイブレーションを受けるという意味で良い刺激になったと思います。
講師の方は現在活躍するプロのトップアスリートを始め、ビジネスの世界でも指導に熟知された先生ですので、これまでに担当したクライアントに対しての成果を検証しながらの説明でした。勿論、誰でも知っているプロ選手から全く無名の高校球児達が甲子園で大活躍する話など、どれも興味深いことばかりでした。
科学的な根拠に基づく脳理学を応用した成功学は海外では積極的な取り組みがあるようです。実際に私が10代にニューヨーク滞在中、通勤電車の中で誰もが「Positive Thinking」という本を読んでいたのを覚えていますが、もう20年以上も前なのに、人々の関心がメンタル科学に向いていたのは言うまでもありません。現在は当たり前のように大学で将来の優れたビジネスマンを育成するためのメンタルトレーニング授業が盛んに行われています。
私の場合、もう人生の半分以上が経過してしまいましたが、今回の機会を自分にも活かし、少しバカになって取り組むのもまだ遅くはないな・・・と感じた次第です。わかってはいましたが、結局バカになれる人間が最後には勝つのです。
コメントを残す