今回の人生

人は何度も生まれ変わると言われています。いわゆる輪廻転生ってやつです。

ある人は生まれ変わりの回数を200回という。ある人は500回。またある人は2万回もの輪廻転生がある述べている。どれが正しいかなんてわからない。いちいち生まれ変わった回数を覚えている人はいない。

別に何度でもいいんぢゃないか・・・？

ある人生はお母さんのおなかの中で終わってしまう。ある人生は20代で戦争に行って命を滅ぼしてしまう。また、ある人生は90歳まで苦労しながらも幸せに過ごす。

また、ある人生は愛情深い親の元に生まれる。ある人生は誰の愛情も受けることなく幼少期を過ごす。フィリピンのマニラではたくさんのストリートチルドレンを見かけた。5～6歳のホームレスの子供達が街のあちこちでたくましく生きていた。

ある男性は自分のことを女性だと主張する。ある女性は「私は男に生まれたかった」と嘆く。女としてメチャクチャ素敵な男性と熱い夜を過ごすのも悪くない。世間では女は女らしく、男は男らしくというが「らしく」ってなんだろうね。

ある金持ちは、もっとお金が欲しいと言う。お金が無いと幸せになれないとさえ思っている。ある貧乏人は生活はギリギリだけど、自分は幸せを感じて生きているという。幸せってそもそも何なのさ？

そうそう、忘れちゃいけない。オレたちは何度も生まれ変わるんだぜ。

前世はお母さんのお腹の中で死んじゃったけど、来世は90歳まで生きてやるぜ。で、次は戦争に行って死んでみようかな。その次はメチャクチャ素敵な男性と熱い夜を過ごす。そして次は男に生まれて「オレは女だぜ」って主張してやる。

いや、待てよ。もしかしたら次は牛に生まれるかもしれない。どうせ動物ならライオンの方が食べられる心配がなくて安心なんだけど。。。でもバッタとかに生まれて、人間に踏みつぶされるよりはマシか？

200回も輪廻転生を繰り返すって色んなパターンがあり過ぎて大変ぢゃねーか。ましてや2万回なんて、さらさらゴメンだぜ。

そんな風に、この人生で神様からいただいた命を毎回思いっきり生きてみたら、面白いんじゃないかな。

そんなことを感じた一日でした。