人間は賢い？愚か？

今日はちょっと難しい話になります。

人間が住んでいる地球には、いまだに科学的に説明できない現象がたくさんあります。また、人間が想像できるレベルでは理解不可能な現象がたくさんあることも確かです。

人間の社会では人間が中心に物事がまわっていますが、そもそも地球上で人間が一番偉いとは限りません。人間が動物よりも優れているのかも実のところはわかりませんし、生存率だけで言うとゴキブリの方が人類の歴史より長いことは歴史が証明しています。（生存率が高さを競って生物的なレベルを決めているわけではあませんが・・・）

地球上では人間の知能レベルが高いことはわかっています。生活に便利なものを次々と生みだし、飛行機などの移動手段が発達したおかげで世界のどこでも気軽に行けるようになりました。

その一方で原子力を用いた爆弾を開発し、技術的にはボタン一つで地球を破壊することもできる。だから人間は賢いのか？というとそれは別の話。それって、実現できる可能性が1パーセントでもある限り、愚かな発明だったのかもしれない。

何が言いたいかというと、宇宙的に俯瞰して地球を眺めてみると、地球上で一番知性が高いとされている人間の能力というのは、まだまだ原始人的なレベルなのかもしれない。。。ということ。

私たちの想像を超える宇宙には人間以上に知性が発達した生物が無数にいて、3次元の物質世界で起きている人間の行いに対して、私たちがまるで地面のアリを見ているように、小さい存在として映っているのではないか？と考えてしまう。宇宙的なレベルにおいては人間社会は動物的で、まだまだ成熟しているわけではないと感じるんです。その証拠に現在の科学では解明できないことが無数にありますから。

例えば記憶はなぜ思い起こせるのか？脳ミソの中にUSBデータが入っている訳でもないのに、人間は昔のことを思い起こせる。一般的には脳の中の「海馬」に記憶の司令塔が働いているとされていますが、どうして無数の記憶をその部分から取り出せるのか？については、実はどんな優秀な学者も説明できない。そんな不思議なことが身の回りのはたくさんある。

私は日々の地球上の生活を愛していますし、この世こそが天国だと思いますが、人間がこの世の王者で地球上の自然界に対してどんな行いを仕掛けても良いとは思わない。

人間の理解力では未だに科学的に証明されていない非物質的な何かに対しては、まだまだ無力だということを自覚しておくべきだと思うんです。

※こちらは未解明の生き物に見えるマイク集団。先日のイベントで使い、面白かったので写真に収めました。