ラストスパート
12月16日(金)に主催するGolden Cairoというイベントの準備が大詰めを迎えてます
今回のイベントでは来日アーティストのために司法書士をかえして入国Visaを取得したり、米ドルのギャラの交渉、海外への送金、契約書の作成など手間のかかる作業が山盛り。海外のアーティストとやりとりをする難しさを経験できました。
また、その合間にステージのセットを考えたり、テクニカルスタッフをまとめたり、チケット販売の販売促進、ある程度の演出も考えなければならない。あと2週間もないのに全ての作業が終わるのだろうか?と自分としては珍しく弱気になりそう。一連の作業をイベント繁忙期のこの季節に並行してやらなければならないから、一層ハードルが高い。いつもなら普段のイベントだけでも大変なところに、主催イベントの作業が加わっているわけです。
それでも好きな分野だから何とかできると、根拠なき自信がある。特にステージのリハで出演者が一生懸命にスタジオで集まっているときは大好きな時間。とてもクリエイティブで胸がわくわくする。
↑こちらの演目は今回来日予定のエジプト人ダンサー、Osama Emamさんが振付を担当。エジプトと日本をインターネットで中継をしながら、画面越しにグループのフォーメーションを教えてもらっています。
※画面越しに映っているのが振付を教えているOsamaさん。
こんなことが可能になったのもコロナの世界的なパンデミックが起きたおかげ。音楽の先生も、ダンスの先生も、学校の先生でさえ一時は画面越しに生徒に向かって生中継で教え教わりが日常になった。数年間でこのひな形が完成された。
このネットを通して教え教わるスタイルはコロナが終わっても進化していくでしょうし、無くなることはないと思います。誰もがヴァーチャルとリアルの融合スタイルは便利だと気付いた。仕事でもいちいち対面してミーティングをしていたのが、ほとんどのミーティングはオンラインで解消され、いったい今までの無駄な時間の使い方は何だったんだろう?と気づいた。
今回招へいした2名のエジプト人アーティストは来週にも日本へやってきますが、これまで数年間に渡ってオンライン上でしか顔を合わせていませんでしたから、誰もが彼らに会えることを楽しみにしている。今度はリアルの世界が待っているわけです。
主催イベントが終わるまでのこれからの数週間はボロ雑巾覚悟で働きます。年末までのラストスパートが始まっています。
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