東京の気温 43.3度

温暖化の影響で世界各国で異常気象となっています。私が子供のころには考えられない現象です。

今朝のニュースで私の第三の故郷であるニューヨークでも最近は竜巻が発生しやすく、今後発生する竜巻の規模によっては甚大な被害をもたらすだろうと報じていました。通常はアメリカの東海岸で竜巻が頻繁に発生するというのは聞いたことがありません。

また牛のおならやゲップによって大量のメタンガスが放出され、温暖化を加速させているという嘘みたいな事実もあるようです。牛1頭がおならやゲップとして放出するメタンガスの量は、1日160〜320リットルにも上り、酪農経営者にはメタンガス排出の削減を義務づける法案も検討されているとのこと。地球上には15億頭の牛が牛乳や食肉用として飼育さえれていることを考えるとまんざら笑い話でもないでしょう。

また、ある朝にテレビのニュース番組を見ようと、リモコンでポチっとテレビをつけたところ、こんな画面に出くわしました。

「うそだろ・・」と思わず目をこすりました。東京の気温が43度、北海道でも40度の気温になっています。すっかり今日の天気予報と思ったのですが、よくよく聞いてみると、このまま地球温暖化が進むと2100年の気温はこれくらいになる、という予想でした。その気象予報士によると日本では、海に囲まれている沖縄が唯一の避暑地になるだろうと嘘みたいな話をしています。

地球温暖化の温床は先進国に住む我々が自分の欲求を過熱させ、モノを消費しまくったイケイケドンドンの時代が作った副産物。

これからの時代は、一人一人が生きてゆくために必要なものを必要な分だけ消費する流れにシフトするタイミング。まさに今がその時なのでしょう。

個人レベルでそういった意識を持たない限り、半世紀後に東京の気温が40度超えの日々が現実となってしまうかもしれません。