怒りの感情
怒りの感情とはどこから来るのでしょうか?今朝、朝食をとりに「すき家」へ行った際に起きた出来事。
朝からウナギが食べたくなり、早朝からウナギが食べられるのは牛丼屋さんしかないと思い、近所のすき家へ行ったんです。特盛(ウナギ2枚入り)を注文し、朝から豪快にウナギを食べていました。
特盛を注文したことに後悔し、半分のサイズで十分だったな~と思いながら、ウナギを掻き込んでいると他の席に座っていた方が食事を終え会計に来ました。私はレジのすぐ近くに座っていたので、その方の表情を一瞬ちらっと見ました。
んん・・どこかネガティブな空気を感じる。
その方の会計が終わり、気を取り直して残りのウナギを食べていると、1分後にその彼が戻ってきました。すると店員をにらみつけ
「ポイントが付いていない!」
と怒っている。牛丼1杯でどれだけのポイント付加されるのか、興味が無いので私は全然知りませんが、とにかく彼は怒っているんです。
「早くポイントをつけろ!」
店員はすぐにその方に対して謝りました。「すみませんでした、レシートがあればすぐにポイントを加算します」と。
どうやら店員さんの話によると、レシートのバーコードを読み取ってからじゃないと精算後のポイント付加は出来ないとの説明。事務的な作業にレシートは必ず必要になるのでしょう。すると彼はこう言い返してきました
「そんなモノ、持ってない!お前がミスをしたんだからお前が悪いんだ。さっさとポイントを付けろ、さもなければお金を払え」と。
これにはさすがに横で聞いていた私も動揺します。と同時に、この人は何をそんなに怒っているのだろうと疑問に思いました。この怒りの感情はどこから来るのか?と。
恐らく、この方は最初からイライラしていて、その感情のはけ口がポイントを付けなかったとされる店員に向かったのでしょう。
店員はレシートがないと対応できないことを強調し、他の対応策としてはカスタマーセンターに電話で問い合わせることを提案し、彼はその場を去りました。そこで私は思ったんです。彼が次に標的にするのはカスタマーセンターで電話を受けた人だと・・・
我に返り、せっかく早朝からウナギを食べに来たのだから美味しく食べようと気を取り直します。ネガティブなパワーって強烈だな~と思いつつ、コンビニや外食チェーン店で働く人って、普段からこういったクレイマーに対応するなんて大変だな~と感じる出来事。全国の店員さん、どうか負けないでください。
過去の自分を振り返ると、自分自身も昔はフラストレーションのかたまりみたいな人間でした。しかし、間違いなく言えるのはネガティブな感情は自分に対しても周りに対してもネガティブな感情しか生まず、誰も幸せになれない。
そういった人間に対して神様が行う奇跡があります。それは病気を与えたり、事故を与えたり、破産を与え、自己と真剣に向き合う時間を作ってくれること。
そうやって人間は気付き、自分を見つめ直し、怒りの感情から少し離れて次のステップへ上がる。
私自身がそうやって段階的に成長してきたので、これは間違いのない事実です。
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