DJって大変!曲のリクエスト、あなたはどう対応する?
日本の現場ではそこまでリクエストをせがむお客さんは少ないですが、海外のパーティーでは音楽への執着が強い(ある意味音楽が好き過ぎて)ため、パーティーが盛り上がるほど自分の聞きたい曲を強引にリクエストされる方が多い傾向があります。ひどい方はリクエスト曲をプレイしないと怒鳴り込みに来る方も過去にいました。
その対策として、まず第一にそのパーティーではお客さんから音楽のリクエストを受けるのか、受けないのかを事前に決めておく必要があります。受けると決めた場合は積極的にリクエストを受けるべきですし、受けないと決めたらリクエストをされても丁寧に断ればよいのです。一番よくないのは、リクエストを受けるのか受けないのか優柔不断な状態。
お客さんが怒る原因となるのは、リクエストを受けておいてDJがプレイしてあげない場合が多く、DJとしてはプレイするタイミングを逃してしまうなど原因もありますが、そんな事情はお客さんには通用せず。
またDJプレイ中はとても集中しているため、お客さんのリクエストを聞いている間に曲のつなぎ目を逃してしまうこともあり、最悪の場合は曲が終わってしまうことも。そのような事態を避けるためにも「リクエストシート」を準備して、曲名やアーティスト名を書いてもらうと、自分もお客さんもラクです。以下に2020年8月27日までダウンロードできるリクエストシートのひな形を用意しましたので、自由にダウンロードして使ってください。
それでは今日は3つの例を挙げながら、リクエストの対応法を考えていこうと思います
1.極力全てのリクエストに応えるDJイベントにする場合
このような展開になるのが理想。リクエストシートがあれば、DJも好きなタイミングでプレイできますし、お客さんもDJの邪魔をしないで済みます。
2.リクエストには応えないと決めている場合
※これはほんの冗談ですが、リクエストを受けないと決めたら、全てのお客さんのリクエストを断るべきです。時に政治的な理由を除いては・・・
3.その場の雰囲気で臨機応変に対応しようと考えている場合
私はこのような状況に追い込まれた経験が多々あります。結構ネガティブな気分になるので、若いDJには同じ想いをさせたくない。
このようにお客さんとDJの間で問題が起こるのは、パーティーを進行するDJがお客さんに対しフェアに対応しない場合。この人のリクエストはOKだけど、この人は無視。こんなことが繰り返されるとご立腹される方が出てくる。
お客さんは一人一人のバックグラウンドが違うように、全ての方を満足させるのは難しく、リクエスト問題はDJの泣き所。みんなを楽しませたいけど誰かのJuke Box DJになるのは悲しい、本当にパーティーDJって難しい商売です。
動画でも解説しました、是非ご覧ください!
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