2020-04-11

DJのための 70年代音楽史

1970年代はかつてないほど豊富なジャンルの音楽が栄えた時代。前回紹介したモータウンやソウルミュージックからはファンクやディスコが生まれ、ビートルズの活動が終盤に差し掛かる60年代終期にはハードロックが生まれた。

70年代中半にイギリスではロックが更に進化したパンクロック~ニューウェーブのムーブメントが起こり、ボブマーリーのデビューとなる73年には世界的にレゲエミュージックが広まった。そしてニューヨークではヒップホップの歴史が幕開けとなる。

このように70年代に誕生した音楽は現在チャートを賑わせているロック、ポップ、ダンスミュージック、ヒップホップなど現代音楽の骨組みを築いた時代であり、DJがこの時代の音楽を知っておくことは不可欠な知識だ。

70年代ロックの歴史

60年代中期に渡英しイギリスで成功を収めたアメリカ人Jimi Hendrixの存在。当時は歪んだ爆音のギターを彼のようなブルースアレンジで即興できるギタリストは存在しなかった。連日イギリスでは彼の演奏を一目見ようとエリック・クラプトン、ビートルズやローリングストーンズのメンバーが押し寄せた。ジミ・ヘンドリックスは現在のハードロックの原型を作った人物。1970年に27歳でこの世を去ったことも謎の伝説者として語り継がれる一因。同時にイギリスではLed Zeppelin、Black Sabbath(オージー・オズボーン在籍時)が70年代初期より全盛期を迎える。

Funk Musicの歴史 (James BrownとGeorge Clinton)

60年代に独自のソウルミュージック基盤を作ったジェームス・ブラウンは70年代初頭にJB’sというバンドを結成。管楽器で構成され即興性の高い音楽は現在のレアグルーブ原型となる。またJB’sのベーシストBootsy Collinsからなるメンバーで構成され、ジョージクリントン監修によるP Funk集団(パーラメント・ファンカデリック)が70年代に全盛期を迎える。P Funkのサウンドは当時のロックから多大な影響を受けたファンクミュージックでもあった。他にも70年代初頭に活躍したSly & the Family Stoneは人種差別が真っ只中のアメリカで白人と黒人の融合によるファンクバンド。リリースされたアルバムは少ないが、インフルエンサーとして後に多くのミュージシャンが影響を受けたことを表明している。

1978年公開 映画「Saturday Night Fever」

70年代中期にアメリカの主要都市でディスコシーンが盛んになったが、それを決定づけたのが1978年に公開された映画「Saturday Night Fever」のサウンドトラック。70年代の音楽シーンを変えた出来事として、その影響力は計り知れない。世界で3000万枚のヒットとなり、空前のディスコブームとなる。この時代はロックのアーティストさえもがディスコっぽいサウンドをレコーディング。音源はナイトクラブでプレイされ、ヒットすることから過剰に商業的な音楽となり80年代に衰退していく。

以下、映画「Saturday Night Fever」のサントラから生まれた大ヒット曲は、今でもモバイルDJの間では鉄板ソングとしてソングリストに含まれている

Bee Gees / Stayin’ Alive

Bee Gees / Night Fever

Tavares / More Than a Woman

Yvonne Elliman / If I Can’t Have You

The Trammps / Disco Inferno

K.C. and Sunshine Band / Boogie Shoes

以下、動画でも詳しく説明しています↓


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