DJをやりながらMCを入れてみよう
DJの最中にトークを入れるのは難易度が高く感じられるが、簡単なフレーズを入れるだけでパーティーが華やかになるのは事実、身に着けて損はないスキルである。
人前でしゃべることに抵抗を感じる方も多く、音楽に専念したいタイプのDJは無理にしゃべる必要は無い。
トークはあくまで自然体であるべき。台本を読んでいるような話し方だと逆効果になってしまう。
DJ中にMCをする手法にあたってはラジオDJを参考にするのが最も効果的。アメリカの人気ラジオ番組はDJが個性的で、ベテランのラジオDJはテレビと並んで放送業界の花形である。また日本でもDisco時代のDJはMCが得意なDJは沢山存在した。時にしゃべり過ぎで、踊っているお客さんに怒られることも・・・
DJが簡単なトークを入れると、音楽がより引き立つタイミングには
「音楽が始まるイントロ部分にMCをぶつけるパターン」が最も基本的でポピュラーなタイミングだ(※他にもMCを入れるタイミングは無数にある)
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以下に挙げるのはDJがMCをする時にしゃべる内容の例3つ
1 自分の紹介、曲の紹介、音楽のジャンルの変わり目、音楽の年代変わり目
2 ゲストへの呼びかけ、案内等アナウンス
3 単にあおりたい時、盛り上げたいとき
それでは実際に音楽のイントロ部分に、上に挙げた1~3の例を使ってMCの実況をしてみましょう
※使用する音源はライセンスの契約上、メジャーな曲ではありませんので、ご了承ください。
使用曲:In the Sky by Davis Absolute from the Album Absolutes Intro 0:10~
この曲はスタートから10秒までがイントロであり、その合間にMCをぶっこむ。
スクリプト1(基本中の基本、自分の名前と曲紹介)
この時間からはDJ Jobowが最高の音楽を皆さんにお届けします。
最初にお送りする曲はDavis Absolute「In The Sky」
スクリプト2(案内 イベントのダンスのコンテストで参加者を呼び込む想定)
23時からフリースタイルのダンスコンテストを行います。優勝者には豪華景品盛り沢山、皆さん振るってエントリーしてください。
スクリプト3 (盛り上げる時 英語バージョンにて)
Alright Folks, The Dance floor is now open to all guests at this time.
If you have any request songs, I would love to play them for you.
以上ご覧いただいたのは一例に過ぎない。実際に自分でもいくつかの曲とスクリプトを作って練習してみると面白いでしょう。DJとお客様とのコミュニケーション・ツールであるMCには無限のパターンがあり、自分なりに自由自在なアレンジが可能。パーティー中にオーディエンスの心をつかむ方法として効果がある。
パーティーをより華やかに演出する方法として、DJの最中に簡単なMCを入れる手法について話した。最初は恥ずかしいが、是非トライをして自分のDJスタイルにMCという発信可能な武器を持って、恰好いいライブDJを目指そう。
↓詳しくは動画にて実演しております↓
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