2020-01-30

DJ ギャラ 

パーティーなどを企画する際に、DJを呼ぶことは敷居が高いと考えている方は多くいらっしゃるでしょう。そもそもDJに知り合いがいない方や、音楽業界に精通していない方にとっては、どうやってDJを呼んだらいいのか分からないのが普通です。そしてDJって一体どれくらいお金を払えばプレイしてくれるのか?そう、DJのギャラ、それは全く知られざる未知の世界でしょう。

昔と違って今はインターネットでDJのギャラを調べると大体は把握できるようになりました。でもそのような情報の中には根拠のないものも多く見受けられます。今回は私、現役DJ派遣会社の社長さんがDJの本当のギャラを教えます。この情報だけ知っておけば、DJのギャラに関しては他の情報を調べる必要はありませんので、あなたの時間が節約できると思います。

一般的なレベルDJのギャラ

20000円からです。くらしのマーケットとかで登録している方々です。このような方はほとんどの場合メインの仕事を持っていて、スケジュールが合えばDJもやってくれる方です。経験値は人によって違うので、よく話を聞き出して、どれくらいの経験があるかを調べる必要はあるでしょう。どんな現場で何回くらいDJ経験があるかを単刀直入に聞くべきです。当たる確率は50パーセント、正直言うと大ハズレもいると思います。

昔沢山現場経験を積んだような方が多くいる反面、この価格帯のDJはこれだけで生活しているわけではないので、プロとしての意識は低いと思います。自分のDJで絶対的に人を喜ばせられる自信のある方はこの価格帯に設定しません。

ちなみに20000円以下の激安DJは?お金を取れるだけのプライドがあるので、そこは自尊心を認めますが、恐らく始めたばかりの駆け出しの方か、これから経験をたくさん積みたい方だと思います。ちなみに私もここからスタートしました。ですので、当時の自分を考えるとあなたの大切なパーティーに、このタイプのDJを呼ぶことはお勧めしません。

500現場相当の経験があるDJ

スポーツ界で例えるとギッシリ10年選手、そのレベルの方はおよそ50000~100000円前後でやってくれます。DJの仕事経験はそこそこ有ることを自負しており、勝率は5割以上(※勝率=会場をロックできる確率)ちなみに5割の確率があれば優等生と言えます。しかし、このレベルも完ぺきではなく””を貫くタイプもいるので、大切なパーティーで自分の企画通りに成功させたい大切な案件は、事前の打ち合わせは必須。意思の疎通は欠かせません。

有名人、アーティスト系

数十万から。要するにDJとしての知名度がある方、またはアーティスト系DJを指します。ほとんどの場合は事務所を通さなければならず、桁が一つ増える感覚。それでも絶頂期のDJでなければ20~30万円くらいから交渉はできると思います。知名度が高く自分の名前で客が呼べるDJとなります。イベントやパーティーの内容にもよりますが、必然的に大きいパーティーや法人の企画モノはギャラがどんどん高くなります。

ひとつ知って欲しいのですが、有名なDJは知名度がある分プライドも高く、プレイは自分のDJスタイルを重視します。そのスタイルによって成功してきたので、よく考えれば当たり前です。しかしその案件とそのDJのカラーがマッチしていることは絶対条件です。そこをミスマッチすると企画が台無しになるので、DJの人選には細心の注意が必要かと思います。

また、ここでは芸能人DJは参考にあげておりません。あくまでも真っ当なDJ屋のギャラとなり、タレントさんは別規格ですのでご了承ください。

ゼロ円のDJは?

要するにお友達が趣味でやっているレベルです。みんなの前でカッコよくDJができるのならと、無料で引き受けてくれます。しかし知っていますか?タダの意味を?

私はたくさんのパーティーを手伝ってきて、友人にタダでDJをやってもらい、パーティーをハチャメチャにした例を本当にたくさん見てきました。冗談ではなく真剣にです!本気で悲惨で、その中でも一番酷いのは突然のドタキャンです。お金のやりとりがない、つまり責任が発生しないということ。

本気でパーティーを成功させたいあなたへ一言。

DJのギャラ、つまり価格はあくまで目安として考え、本気であなたのパーティーを成功させたい熱いDJを見つけてください。


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