2019-08-02

モバイルDJとは?パート2

先日、モバイルDJについて正確な情報を動画でお伝えしました。詳しくはこちら
国内のある楽器メーカーがモバイル端末的な意味で小型のDJ機器を「モバイルDJ」と名付けてしまったのを機に、日本では小型のデジタルDJ機器を指す呼び名となってしまいました。

ここで勘違いして欲しくないのは、モバイルDJはDJスタイルそのものであるということ。DJには
・ラジオDJ
・クラブDJ
・バトルDJ(スクラッチDJ)
・楽曲を制作するDJ(ZeddやDJ Khaledのような人物)
などが存在し、そこに「モバイルDJ」も属しているという事です。今や世界的にはモバイルDJが大多数、というのもモバイルDJはビジネス的に有利なうえ、場合によってはクラブDJとしても活動が可能です。

また、全然関係の無い話ですが私が2013年頃から2度にわたって、モバイルDJという言葉の商標登録をしようとしたときのこと。審査をされた方はインターネットを使って言葉の意味を調べたようで、彼が調べた調査結果では

モバイルDJという職業を名乗っている個人が既に何名かいる、よって独占することはできない

という結果でした。よくよくその資料を拝見すると、モバイルDJを名乗っている個人とは私の会社から巣立って行った弟子達でありました(泣)なんとも残念ですが、特許や商標の審査をされている方々も判断基準があいまいな残念な方が多いと感じました。その申し立てには、かなりの労力が必要だと告げられ、泣く泣く申請を却下することにしました。

私がモバイルDJという職業を意識したのは2000年頃。それは私の姉の旦那(アメリカ人)が横須賀基地内にてサービスを提供しているところを目撃したのが始まりです。ですので「モバイルDJ」を職業と名乗ったのは2009年に設立したソウルピーナッツ・プロダクションズのDJ Jobowが日本では一番最初となります。そして今後も「モバイルDJ」を子供にも自慢できる立派な職業として日本中に普及する活動を続けていきます!何度も言い続けておりますがモバイルDJは医者や弁護士、SEやメカニックなどの専門職と同じく、かなりの知識と経験が必要な分野です。

ソウルピーナッツは2019年7月をもちまして設立10周年を迎えましたが、ようやくスタート地点に立てたと感じております。今後も音楽のパワーを使って世間に役に立てるよう知恵を絞りたいと思います。


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