2020-10-22

なるほど、ゆうこす

本日は東京ビックサイトで行われたコンテンツ東京2020へ行って参りました。

私の興味は最先端の技術を使ったVRなどの展示品や映像技術を入手すること。私と同じような考えをもった方々が朝早くから大勢駆けつけておりました。結果から言うとコロナの影響か?出展している会社が例年に比べ激減していたような気がします。また、大手の出展も少なく、2020年の最新技術を体感することはできませんでした。昨年が素晴らしかっただけに、かなり残念です。

展示会場が空振り三振だったので、午後からは予約しておいたセミナーへ足を伸ばしました。セミナーの講師はワンメディアの明石ガクトさん、インフルエンサーでYouTuberのゆうこす、ネスレのマーケッティング部長森本さんの3名。業界に首を突っ込んだことのある人なら知っているような有名人ですね。

特に↑↑↑2人のお話は私にはかなり有益な情報ばかりで、今後の動画マーケッティング新時代をどうクリエイトしていくか?という講義。1800名が参加したこの90分のセミナーは非常に中身の濃い内容でした。

SNSのフォロアーが150万人いるという、ゆうこすさんのお話はさすがに最前線で動画を活用されているだけあってわかりやすく明確。彼女いわく「動画を使って商品をPRする際は、その商品が出来上がるまでのストーリーや背景をしっかりと把握したうえで、売り込む商品を本当に好きになりオタク化しないと売り込めない」とのこと。

なんと彼女には、これまで(月に?←記憶があいまいですみません)に100本以上の商品PRのオファーが来ているとのこと。インフルエンサーの影響力が及ぼすマーケッティング法は大手企業も無視できないことを物語っている依頼数だ。

またガクト氏は今後の動画配信の将来について印象的なことの述べていた。

「今後ライブ配信の需要はどんどん高まっていくと思うけど、編集された動画とライブ配信は違って、ライブ配信の方がDJ的な要素が求められる。なんていうか、その場の空気感を盛り上げる能力というか・・・」なるほど、この言葉は一理あると確信した。要するに視聴者を引き付けるアドリブ力のことだ。

2020年はコロナの影響で仕事を失い、テレビの収録さえできない芸能人がYouTube制作へ方向転換したタイミング。テレビの制作会社から個人クリエイターへ、テレビ局の撮影から自宅での撮影への変化を皆が見届けていた。今後は個人の影響力がもっとも力を発揮し、世の中を変えていく時代になるだろう。


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