日本人の誇り

7月はおかげ様でとても忙しく、企業パーティーやセミナー、結婚式二次会からプライベート・パーティーまで、いただくお仕事のジャンルの豊富さにも我ながらに驚いております。

普段は自分の肩書を「音響関係」とか「DJ」とかざっくりと名乗っているのですが、実際の業務は本当に様々。私と同じ零細規模で事業をされている方は同じ苦労をしていることと思いますが、なんせ誰にも出来ない雑用というのが仕事量としては一番多い。何かを手配したり、必需品の買い物に行ったり、銀行や郵便局、パソコンの設定やホームページの管理、支払いや請求書のチェック・・・とキリがない。お客様と会ったり、現場で音響やDJ をするにたどり着くまでに本当に地味な作業をしており、会社で言う「営業部」や「経理部」、「メディア部門」から倉庫管理まで、いくつも兼任しているというのが実情です。

もっと社会貢献度を高めて会社にお金が回ってくれば、麻布の一等地にビルが借りられるハズ・・・と信じて毎日を過ごしています。ハイ！

さて、つい先日都内の某ホテルにて行われたお寺が主催するイベントでのこと。ゲストとして招かれた新井満さんは「千の風になって」という世界的にも名曲を書き下ろした張本人でございますが、この方の講義＆ミニライブをお手伝いさせていただいたのですが、とても素晴らしい経験でした。現場を仕切っているのがお坊様達でして、普段は関わることの出来ないお寺の方々と携わることが出来たのも、きっと何かの縁だったと思います。新井先生にはとてもプロフェッショナルさを感じましたが、自身の演出に対してやさしさのある厳しさで接していただき、色々と勉強になることが多々ありました。普段アメリカ寄りの仕事をしていることが多いので、仏教的な考えから昼食でいただいた精進料理まで、目につくもの全てが新鮮に映りました。日本人として久々に客観的な立場で日本人の素敵さに気付いた。。。そんな瞬間でした。

本日のオマケ・ショット

震災後、久々に横須賀基地の某クラブにてDJ をしてきました。遅い時間になってようやく人が詰め掛け、数カ月ぶりにクラブの活気を感じました。