One and Only Wedding
先日、とても素敵なウエディングのお仕事をいただきました。
丘の上から九十九里浜を一望できる新郎様の別荘地のガーデンにて、この世にたったひとつだけの素敵な結婚式となりました。
事前に下調べにも来て、着々と頭の中で青写真を描きこの日を迎えました。しかしながら、当日になって思わぬハプニングに遭遇。何かとトラブルの多い「音響」という任務を担当する者は、このような想定外の状況に追い込まれた時に、いかに逆境を乗り越えられるかという点に力量が掛かっていると思うのですが、この日の自分は完全に用意不足。
アンペア数を甘く見積もってしまい、過電流で買ったばかりの機材が焼きついてしまったのに気が付いた時は既に時遅く、音が「・・・」と止まってしまった。マイクもビデオもBGMも・・・。慌てて予備で持っていた1chのキーボード・アンプでマイクやCDをつなぎかえるもの、終始バタバタ状態。ご来場者や新郎新婦様に迷惑をかけたと思うと、今までこの仕事をやってきて、ここまで辛い経験は無い。これが反省の意だったのかはわからないのですが、メンタル的に立ち直るまでにその日から2日間も眠れぬ夜を迎えてしまいました。
とは言え、そのパーティーは今までに経験したことのないほど素晴らしいパーティーでして、幸せそうな新婦様の表情、そして新郎の言葉は今でも頭に焼きついています。私自身の結婚式パーティーも友達に祝福され、とても素晴らしかったのですが、もし仮にもう一度ウエディング・パーティーができるなら、絶対マネをしたい・・・と思える、特別なパーティーだったと思います。
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