アートにエールを

東京都が都内で活動する芸術家を支援するプロジェクト「アートにエールを」の個人型に採用してもらったのですが、その支援対象となる動画制作を本日終えました。約2週間にわたる制作期間では、そのほとんどの時間をオリジナル楽曲制作に費やした。ちなみに動画の編集は1日で終わるほどの簡単な内容。

約20年ぶりに楽曲制作を再開し、音楽のトラック制作、作詞、作曲などに時間を費やした。曲中では自分で歌い、ラップのリリックを書き下ろしたり、面白い作業の毎日。今回のように締め切りがあるからこそ、目標を持って期限までに完成させる取り組みが出来た。これもコロナの影響で時間ができたから復帰できた「コロナの恩恵」と言える。

曲を作る際に一番困ったことは、新たに購入したFL Studioという最新の音楽ソフトに全くついて行けない事。何かひとつ問題が起きる度に検索をし、日本語でサポートされていない項目も多いので海外のサイトへ行ったりと時間を取られた。ファイルを切ったり貼ったりと、超簡単なことでもやり方が分からないために調べる作業は本当に骨の折れる手間。しかし一度覚えてしまえば、作業はどんどんスピードを加速する。私が20年前に使っていた音楽ソフト（LogicとPro Toolsの初期版）とは比較にならないほど自由度が増していて、想像もつかないことが容易くマウスひとつで出来てしまい、逆にわかりずらい。

昔から私の作る曲の特徴は歌のハモリが多いこと。そしてトラックは限りなくヒップホップ寄り。20年ぶりなので曲作りに苦戦すると思いきや、いとも簡単に曲が作れてしまったので、拍子抜けしたというのが正直な感想だ。楽曲は本日提出したので、2週間以内には以下のサイトへアップされる予定。

アートにエール　東京プロジェクト　音楽カテゴリー
https://cheerforart.jp/category/1

少し心配な点は、作った曲の歌詞が若干政治的なので、もしかすると最終段階で不採択になるかもしれない。安倍政権のことを名指ししているので、そこはどう捉えられるか不安なところ。最終目的は作った動画と引き換えに10万円の支援金をいただくこと。それが果たせないと泣いてしまうかもしれないが、私はアーティストとして、あえて表現の自由を選んだ。

問題なくオリジナル動画がアップされた際は、いち早くブログにて発表したいと思うので、どうかその時はサイトへ遊びにきてください！