2023-03-10

ジャズシンガー Angela Verbrugge

先日お手伝いをさせてもらったカナダ大使館内でのイベント。私の音響チーム、ソウルピーナッツのメンバーがコンサートのサウンド面をサポートしました。

今回来日をしたのは、カナダのトロントで活動するジャズシンガー、Angela Verbrugge(アンジェラ・バーブルージュ)さん。現在、日本国内ツアー真っ最中のようで、3月8日(水)は都内赤坂にあるカナダ大使館内での公演となりました。

バンドはドラム、ベース、ピアノ、ソプラノサックスの4人編成に彼女のボーカル。演奏は2部構成で途中に参加者からの質疑応答時間もあり、初めて生の彼女の歌に耳を傾けるオーディエンスから様々な質問が飛び交いました。その中でも個人的に印象だったのが「音楽に真剣に取り組み始めたきっかけは?」という内容。

その答えに対し彼女は「私は若いころに交通事故に遭遇し、足を2本骨折。その後は癌になったり不運が続いた。でも、すべてを克服しその時に今まで取り組んできた音楽にもっとしっかり向き合うことを決めた」と、そんな内容の答えでした。

不慮な事故や病気というのは、その時期はとても大変だったと察します。しかし、そういった不運によってその後の人間の生き方を改めて考えさせてくれる神様がくれたチャンスなのだと感じます。だって、それによって彼女が日本に来日をしてこの瞬間に目の前のステージで歌っている。遠く離れた日本の土地でステージに立つことができているんですから・・・

彼女が手掛ける音楽は甘く、暖かく、会場全体を包み込むかのようで、それは彼女の素晴らしい人間性から溢れる波動から湧き出るもの。誰に対してもとても親切温厚な方で、こんなミュージシャンに私はかつて出会ったことはありません。

ステージの最後にはバンドメンバーはもちろん、大使館のスタッフや、私のチームにまでお礼を伝えてくれるほど。ステージ上でそんな裏方の人間に敬意を伝えてくれるミュージシャンなんて、人生初です。ファンの方にも最後の一人まで丁寧に写真撮影に応じる姿が目に焼き付いています。

彼女の音楽は以下のサイトから試聴することが可能。是非チェックしてみてください

https://angelaverbrugge.com/music


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