アスパルテームという毒
今日は日頃から世話になっている食品に関するニュースを。
ヤフー・ニュースによると世界保健機関(WHO)傘下の国際がん研究機関(IARC)が人工甘味料のアスパルテームを「ヒトに対する発がん性を持つ可能性」のリストに7月より掲載した。
アスパルテームは日本のノンカロリー食品にふんだんに使われており、世界でも5000種類以上の飲料、食品に使用されている。甘さは砂糖の100倍~200倍ほどあるため、少量で甘味を加えられるのが特徴。
しかし、アスパルテームについて書かれた書籍「スイートポイズン」ジェネット・スターハル著によると、成分にフェニルアラニンが50%、アスパラギン酸が40%、メタノールが10%が含まれるとのこと。フェニルアラニンとアスパラギン酸は共に神経毒物として知られ、メタノールも強い毒物。失明の可能性があり、皮膚、中枢神経、消化管にも害を及ぼすそうだ。
他にもアスパルテームによって引き起こされる症状は激しい頭痛、うつ病、不眠症、体重増加、めまい、嘔吐、疲労、抜け毛、手の震え、頻拍、眼球の突出、てんかん発作、記憶喪失、先天性欠損症などなど多岐に渡る。
アスパルテームが含まれ、誰もが知っているメジャーな食品についてはコカ・コーラゼロ、ダイエットペプシなどの炭酸飲料やブレンディ―スティックなど粉末のカロリーオフ商品、カルピスサワーなどの酒類、チューイングガム、漬け物、アミノバイタルなどの栄養食品、甘い風邪薬などリストを挙げるとキリがない。
何が問題かと言うと、ここまで多岐にわたる食品分野で日常から私たちの体内に取り込まれてきたことを考えると、なんだか切なくなる。企業がダイエットやカロリーオフのあおりを受けて一般向けに体内に取り込む化学薬品として認めてきたものが、今さら発がん性物質がある毒と言われても・・・もう散々自分達も摂取してきたし、子供にも与えてしまった。
そう考えると一般に販売されている食品に対して、私達はもっと注意を払って自分や自分の家族が口にする食品に気を付けた方が良いということ。パッケージの原材料欄に訳の分からないカタカナが並んでいる時は特に注意が必要かもしれません。
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