エネルギー泥棒
身近に忍び寄る泥棒で一番タチの悪い泥棒って何でしょうか?
コソ泥ですかね?金銭をひったくるヤツですかね。詐欺師とか人の弱みに付け込むヤツでしょうか?
いずれにしても泥棒にはロクなやつがいませんし、世の中には色んな種類の泥棒がいますが、私ができるだけ関わりたくないのが「エネルギー泥棒」です。
グチを言ったり、他人の悪口ばかりつぶやいたり・・・やれ会社が悪いだの、生まれた環境が悪かったとか、親のせいとか、世間のせいだとか。本人に悪気はないかもしれないけど、永遠に耳元で泣言を聞かされると、聞いている周りの人は結構エネルギーを消耗してしまう。それがエネルギー泥棒の正体。
言葉が発するパワーって良くも悪くも周りに影響を与えるよね。
逆に人に好かれるタイプの人間って、その人がいるだけで周りがパーって明るくなる。その人が来た途端に皆の注意が引き込まれていく。それはまるで、どんよりしていた川が流れだすかのようにエネルギーの巡回が始まる。
で、そういう人の特徴って皆だいたい同じなの。笑顔が可愛いくて(男でも)声が大きくて、否定的なことを一切言わない。他人を笑わせることに長けていて、人を褒めて喜ばせるテクニックも絶妙。
要するに、世の中には3種類の人間しか存在しない。他人にエネルギーを与えるタイプ、他人のエネルギーを奪うヤツ、他人のエネルギーに常に左右される受身型で流されるタイプの3種類。
で、7割の人は流されるタイプ。2割が奪うタイプ。残りの1割が与えるタイプ。だから与える1割になれば圧倒的に人気者になれる。
でも、何の勉強もしていない人が、たやすく1割の与えるタイプにはなれない。1割の与える人って、日々意識をしながら人間力磨きに性を出している。みんながテレビを見ている時に本を読んだり、常に人間について研究してるんです。
自分も数年前までは完全にエネルギー泥棒を仕事のように繰り返していた。空気をぶち壊す達人だったし、それは認める。でも今は流される人以上になろうと意識し始めた。
エネルギーを回す側になれば、仕事もお金も人間関係もあらゆることが上手くいくように出来ている。エネルギーは高い方から低い方へ流れ、更には高い気流のエネルギー同士は共鳴し合う。
そこに気付いちゃったからには、そこを目指したい。
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