目標と目的の違い
目的と目標は似たような言葉ですが、意味が全然違うことはご存じでしょうか?
「目的」とはその字のごとく「的」のこと。つまりゴールを意味します。こうなりたい、ああなりたい、という最終地点を表す。
一方で「目標」とはその途中にある標識のこと。10キロのマラソン競技で10キロ目がゴールだたしたら、現在3キロ地点、現在7キロ地点といった目安になる指標を表す。
またゴール(目的)を決めるときは、抽象的な言葉よりも数字などを盛り込んで具体性を示すことでより現実味を帯びる。
例えば「痩せたい」という漠然としたゴールではなくて「3か月以内に10キロ体重を減らす」といったゴールの方が、より現実性があってそのための目標を設定しやすい。
3か月で10キロ減量するには、1か月で最低3キロは体重を減らすといった目標を立てることができ、その目標をクリアするために毎日30分は散歩をするとか、夜は17時以降は何も食べないといった、目標を果たすためのTo Do Listの細分化が可能になる。
そのように細かい目標を一つ一つクリアし、これまで漠然としていた「やせる」という目的に近づくこと。自分の夢を現実にするには、目的を叶えるための目標を細分化し順を追って、その地点へ到達すること。
目的と目標の使い分けによって、どんなに高い山も怖くなくなる。そう考えれば「夢を追う」ってのは、毎日の小さい一歩を前進し続けることの繰り返しに過ぎない。
さあ、今日も小さな一歩を踏み出そう!
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