人たらし
無能唱元が唱えた「人たらし秘伝」のYouTubeを拝見しました。
著者が言うには人間のあらゆる行動は、以下の5つの「本能的衝動」を発端としているそうです。
1 生存本能(死にたくない、飢えたくない)
2 群居衝動(孤独はいや。ひとりは怖い)
3 自己重要感(自分の能力を認めてもらいたい。他人に無視されたくない)
4 性欲(異性に好かれたい。モテたい。)
5 好奇心(もっといろいろ知りたい)
ちなみに「本能的衝動」とは以下の言葉の組み合わせで、この二つの要素が混じりあっている。
本能=動物的欲望
衝動=人間的欲望
5つの本能的衝動の中でも特に重要なのが3番目の「自己重要感」。これを相手に満たしてあげることが出来れば、あなたも人たらし秘伝をゲットしたも同然。成功者にはこの法則を理解している人が多いと説く。
自己重要感の説明で例え話としているのが、人間の自慢話について。人々が語る学歴や家系などの自慢は、自分の能力や社会的存在価値に自信のない者がそれを誇ることによって自己の優越感を確認する行為。自己劣等感の恐れの感情を癒してくれることを求めている証だと説明する。確かに自分の実力とは無関係のところで親の遺産でお金を持っていたり、家柄などを自慢する行為は自分に自信のない人が事実を表面化し、認めてもらう為の行為に見える。
また個人的に思うのは、整形をしたりブランド物を身に付けたりするのも同様の行為に思える。ブランド物が悪いと言っているのではなく、必要以上に見た目を気にするのは、自分の価値観とは無関係なところで自信のなさを取り繕う行為に思える。「シャネルのバックを持っている私はスゴイ」のように。
それだけ人々が「自己重要感」を重んじる衝動は強力な欲望の証で、しかも最も充足されにくい要素。だから他人に対して「自己重要感」を満たしてあげれば、人々は自己重要感を高めてくれるあなたに対して、大きな代償を払ってくれる。人々は自己重要感を高めてもらったお礼に、その嬉しさと喜びを何回も得たい余りにあなたに物質的なモノを喜んで与える。こういった理論になる。
5つの「本能的衝動」の中でも自己重要感を満たす行為。成功者は、この人たらしという技術を最大に武器にしている。この事実を知って5つの「本能的衝動」のひとつでも他人に対して充足してあげれば、いつでも人を引き付けてやまない人生を送ることが出来る。
簡単に要約させてもらいましたが、この本は日本経営合理化協会の1万円本として販売されております。
全部読んでみたいから、買おうかな~・・・・迷います。
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