自助論
皆さんはサミュエル・スマイルズ著の「自助論」という成功者が必ず読む聖書のような自己啓発書をご存じでしょうか?1859年にリリースされた古い本ですが、現在でも十分に実生活にて応用が可能な書籍。私がこの本を知ったのは恥ずかしながら数年前で、ジャパネットたかたの社長がお勧めしていたのがキッカケでした。20代で読んでおくべき本として大変お勧めしておりました。(私は40代なので20年遅れましたが・・・)
一言で要約すると「自らの知恵と行動を持って自分自身を助け人生を切り開く」という内容で、それを得るための思考法が書かれています。先ほど久しぶりに読み返しましたが、161年前に書かれた本なのに何故かコロナ禍した現代を生き抜く今だからこそ非常に役に立つ言葉で溢れています。
冒頭でも触れたように、この本は聖書のように使えるので、どのページから開いても、その時に必要な言葉が見つかると思います。その中で今日、私の心に刺さった言葉を紹介しましょう。
第9章 手本・模範
「良い忠告よりも良い手本を探しなさい。耳よりも目が知識の入口である。行動を起こし結果を出すことが模範となり最も相手の心に訴える」
この章の一部を抜粋し要約させてもらいました。何故この言葉が今の私に刺さったのかはわかりませんが、今の自分自身に対して必要な言葉なのだと思います。少なくとも、今自分が背負っている役目に対して何も結果を残せていない事への悔しさと、ここで引き下がるわけには行かないという潜在的な想いがこの言葉によって浮彫になったのでしょう。
英語の表現で「To Be Somebody」という表現があります。日本語で直訳するのが難しいですが、つまり世間的に認められている誰かになるということです。例え有名人じゃなくても何者であるか?が、他者から見て明確であるということ。それは自分が貫いてきた分野に対し結果を出した者だけに与えられる称号。
私は音楽一筋で35年以上歩んできた人間として、誰かの手本や模範になれるよう背中を見せていたいと思い11年前に起業しました。日本でDJビジネスのひな形を作るために試行錯誤を繰り返しています。「Be Somebody」へ到達するには更に歳月が必要かもしれませんが、若い世代がDJという職業を心置きなく引き継いでいけるよう、変わりゆくコロナ時代に向けて新たな道を模索し続けます!
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