2023-08-25

全部過去のせい

昔のツライ記憶を思い出しては嘆いている人をよく見かけます。

「育った家が貧乏だったから、今の自分も貧乏なんだ」とか

「子供の頃、虐待にあったから、今の自分は何をやっても上手くいかない」とか

「シングルマザーの家に育ったから教育を受けれなくて頭が悪い」などなど。

そんな人に言いたいことがある。「それはただの言い訳だ」と。

あなたが育った環境と今の自分は関係がない。全くの別物なんです。

正確に言うと「ほとんど関係ない」かな・・・

何故なら、過去に起きた事実は変えられないけど、将来に起こる現実は変えられるから。

過去に起きた事実は変えられないけど、人間の記憶は書き換えることが可能。

具体的に自分の過去で例えると

私は中学校しか卒業していませんので、その事実は変えられない。ニューヨークで3年間ほどハイスクールに通っていましたが、卒業証書はもらえなかった。だから中卒で、それが事実。

でも大人になってから人一倍たくさん勉強をしたり、英語だって日常会話くらいは普通に話せる。本もいまだに沢山読んでいるから、決して話のネタが尽きないし、頭も悪くない(自称ですが・・・)

そうやって将来起こりうる現実を変えたから今がある。

片親だとか、育った家庭が極貧だとか(全部過去の自分に当てはまりますが)そんなことは関係ないんです。

ただ、今の現状を変えられない人達っていうのは、自分以外の何かのせいにしたがる傾向がある。そこで「過去」の出番。

「私は昔イジメられていた」とか「若い時、信用していた恋人に裏切られた」とか言い訳をして、今の悲惨な状況に置かれた自分を慰めている。

だからね、そんな人たちに言いたい。

過去のことなってさっさと忘れちまいなって。

いつも言うけど「今の連続が未来を作る」ってこと。過去にとらわれて生きていても前には進まない。

もちろん、その時は深く傷付くだろうし、その悲しみは永遠に感じるかもしれない。だから、そんな時は死ぬほど落ち込んでみる。もうこれ以上落ち込むのは無理ってくらい。そんで三日三晩泣いてみるといい。

中途半端に落ち込んだり、途中で忘れてしまおうと酒に溺れたりすると、すぐに思い出してしまうから、落ち込む時は徹底的に落ち込むこと。悲しみと正面から向き合ってみる。すると意外とスッキリするはず。

時間が癒せない傷はない。

過去に捕らわれないで生きる選択を。今日からやってみて。


にほんブログ村 音楽ブログ DJ(クラブ・ディスコ)へ

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください