2021-08-13

エイズになったかも パート2

先日のブログでは自分がエイズに感染したかもしれない、という記事を書きました。

冷静に考えていただくと分かると思いますが、その話は私が20代の時の話。今は結構な年齢になっているので、さすがにその時のエイズ検査結果はお分かりになりますよね?

しかし2週間で10キロも体重が激減するという経験は今後も起きることは無いでしょう。当時の私はボクシングをやっておりガリガリの体格。どこにも余分な肉は付いておらず、断食をしても10キロも体重が減るなんてことはあり得ません。それほど過酷な検査結果待ちの2週間で、メンタルがボロボロになりました。

今考えてこの経験が役に立っているのは、自分が20代で命と真剣に向き合う経験が出来たこと。ついでに誰も傷つけずに人の命を奪うことの模擬経験も出来ました。(もちろん、その彼女の心は傷付け反省しましたが・・・)

この経験によって、自分が命の重みを体感したのは実は2回目。1回目はニューヨークで10人くらいのギャングに襲われ殺されかけた時。ちなみに私は7歳の時に原因不明の難病にかかり、医者から余命宣告をされていますから、軽く3回くらいは死んでる計算。

私はそんな経験によって「人間の死に方」というのは、その人の人生の総集編であると考えるようになります。もっとわかりやすくお伝えすると「人間はステキに死ぬために、今を一生懸命に生きる」ことが大切だと悟ったんです。

人間はこの地球上に生を受けてから、様々なドラマに遭遇します。そんな中でも「死と向き合う経験」ほど人生を変える出来事はありません。

人間の中で最も大切な「命」を落とす経験をしている人の度胸が座っているのは自然なこと。死ぬこと以外かすり傷ってヤツです。


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