2023-08-31

さかずきを交わす

昨日はイベント業界で共に切磋琢磨している仲間と久しぶりに飲みへ。彼の会社が都内神田に事務所を移転したというので、神田で飲むことにしました。

私は34歳の時に飲食業界を志した経験があるのですが、その時に就職したのが神田のお店でした。そのお店がこちら↓

神田司町 魚海船団

そこで仲間との飲み会は、このお店の訪問も兼ねて男同士の雑談会が始まった。

よく考えてみると、私が今商売をしている基本的な考えはこのお店から学んだことばかり。この店のボスは鹿児島出身の昭和のオヤジ代表みたいな人。西郷隆盛もびっくりするほどのコッテコテの九州男児。ボスとは朝まで酔いつぶれながら商売について語り合ったのは、今でも良き思い出です。

私がお店に着いた時は既に満席で、地元のサラリーマン男性客で賑わっておりました。

この店の看板はズバリ「刺身」で、このコンセプトは私が店長時代に強化したポイントでもありました。私が勤めていた当時はメニューにパンチが足りなかった不満をボスに直談判し「魚海船団(とかいせんだん)という店名なんだから、もっと魚を全面に打ち出すべきだ」と言い放った私は、とにかく魚にこだわったメニューやイベントを立て続けに打ち出した。

例えば当時私が大好きだった海釣りに行った際に釣れた魚を提供した。早朝(と言うか夜)に船で釣りに行って、釣れた魚をそのまま昼過ぎにお店に持ち帰って夕方に提供したり・・・身体はキツかったけど、これはお客さんに死ぬほど喜んでもらえた。

また、魚の仕入れは毎日自分で市場へ行って仕入れてきた。自分で仕入れた魚だから、お客さんにも魚の情報を詳しく話が出来る。飲食に来るお客さんって、もちろん美味しいモノを食べるのがメインだけど、その食材のストーリーなんかにもスゴイ興味があることがわかった。

お店に行くとそんな昔の経験がよみがえってきたんです。

そして、仲間と飲みながら今後のイベントの話をしていると、もうアイディアが尽きないくらい次に何をやろうか?という話が出てきて、ワクワクがマックス状態になる。

美味しい酒と尽きない談話・・・

こういった楽しく杯を交わす場所を提供してくれる飲食店の存在はありがたいものです。

※こちらが昨日食した刺身盛りで2000円くらい

魚海船団 神田司町本店
東京都千代田区内神田2-15-4 司ビル地下1階


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