2020-04-15

判断基準

自分で決めたルールを忘れないために2年前くらいから「My Rules」というルールを記述したカードを持ち歩いています。人間はどんなに心に誓ったことでも忘れてしまうことがあるので、いつも肌身離さず持ち歩いている財布の中に忍ばせています。リッツカルートンのクレドのようなもの、というか面白いアイディアだと思ったので、その手の本を読んだ時に早速試してみましたが結構効果があるので続けています。

ルールの内容は頻繁に見直して必要なら更新します。「これはもう不要だな」と思ったものは削除し、新しい考え方を盛り込みます。沢山の内容を盛り込みたいのは山々ですが、あまり多くのことを書くと守れなくなるので10か条に絞ってます。10個の決め事でも実際に行動に落とし込むのは難しい。これらのルールを日々完璧に守っていたら、とうの昔に自分は経済的な自由人となっているでしょう。

恥ずかしいので全ての内容は公開できませんが(写真もモザイクをかけました!)その中でも我ながら面白いルールがあるので、一つだけ紹介させてください。

それは7番目のルールで「物事の選択や判断基準は楽しいかどうかで決める」というもの。このルールが意味するのは私生活、仕事、人との付き合い全てにおいてです。10年前の価値観を持った自分だったら、結構危ないルールだったかもしれませんが、今日の自分は多少なりとも成長し、このルールの意図は物事を判断するうえで非常に大切な物差しになっています。

つまらない人とは付き合わない、つまらない仕事は引き受けない、本能が楽しいと感じる方へ振り子を落とす。言い換えると自分の残りの人生において、つまらない人と付き合っている時間は無く、つまらない仕事を引き受けている時間はもったいなく、楽しくないことに費やす時間やお金ほどバカバカしいことはない、ということ。

違う角度で考えると、例えば自分がお金を稼ぐ手段においては「メチャメチャつまらなそうな仕事」でも、自分なら絶対に楽しく仕事が出来るということ。その選択すら難しいと感じる仕事なら、自分には向かないので最初から他の方に任せた方が良い、という判断です。そんな仕事は長く続きませんし、続けたところでストレスでハゲてしまう。今は昔と違い、歯を食いしばって仕事に耐える時代ではありません。無論、私自身は昭和の人間ですから、そういった時代を何年も乗り越えて来た結果、このような考え方に至っています。

また、人間はついつい損得感情だけで物事を決める傾向がありますが、判断の早い優秀な人ほど自分なりの判断基準にブレが無く、例えその判断が間違っていたとしても後悔をしません。これも日頃から判断基準の根拠をしっかりと持っているからに他なりません。

人間は朝起きてから、夜眠りにつくまで、大小問わず一日に何度も決断に迫られる瞬間があります。私の判断基準はシンプルに「楽しいかどうか?」ということ。あなたの判断基準は何でしょうか?


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