2021-12-21

心に栄養

私の周りではここ数年間で影を潜めていたイベントが一気にラッシュを迎えています。ほぼ毎週のような誰かがイベントを打っていて、また自分自身もテクニシャンとして参加をしたり・・・

先週は客として我が姫、Tinaちゃんのダンスパフォーマンスに足を運びました。Tinaとは私が制作した映像に出演してもらい、どちらもWin Winな仕事関係。パフォーマーとして、また被写体として最高のルックスを持っていますし、彼女も私がリリースする作品を通してわずかながらも認知度を高めることができる。

Tinaの両親はイランの方で、彼女自身は日本で教育を受けており心は日本人。わたしが思うに、その辺の日本人よりも日本人っぽいところがあり、要するにクソ真面目なところがある。律儀で礼儀正しく、人見知りだけど一度心を許した人にはトコトン打ち解ける性格。

私も海外生活を経験しているので理解できますが、海外のガイジンと呼ばれる方々は見た目が違うことで受ける偏見など、特に幼少期は大変な苦労をされると察します。

私の場合は17歳でニューヨークの高校に入った際に「チノ」とか「チン」と呼ばれていましたが、これは中国人を馬鹿にした言い方。頭から日本人だとは思われていませんでしたし、そもそもそんな呼び方は中国の方に失礼でしょう。

話は戻り、Tinaには非常に才能のあるパートナーがいて、彼は津軽三味線の奏者。この時初めて彼の演奏を見たのですが、久々に生演奏を聴いて背中にビビっと電気が走りました。


※写真左がTina、右側が三味線奏者

彼とはバカみたいに一緒に酒を飲んだ仲。その時は演奏を見たことが無かったので、軽率な印象しかありませんでした。(本当にごめんなさい!)

話を聞くと、彼の家柄は代々民謡を家業とした一家。要するに彼はサラブレットなんです。このライブでは世界最古の舞踊と言われている中東舞踊と日本伝統の津軽三味線がぶつかり合い溶け合う熱いコラボが生まれていました。これはスゴイ・・・

そもそも、日本楽器の琵琶の先祖を辿ると以外にも中東の歴史が深く関係していて、三味線に関しても楽器の構造や理屈が似ている。

アラブ楽器の専門家ではないので確かな事はわかりませんが、三味線はウードという独特なギターに似た楽器を彷彿とさせる音色をしていて、彼は三味線界において、アラブ音楽の世界に一歩踏み込んだ第一人者になるハズ。

家でビデオを見たり、高級オーディオで音楽鑑賞をするのも最高ですが、やはり生演奏のライブには敵わない。

観衆と演者のテンションが刺激し合ってお互いの気持ちを高め合うことでマジックが起きる。そんなライブを見ている時間はとても贅沢なひととき。

わたしの乾いた心に栄養を与えるモノ、それは生身の人間がかもし出す芸術鑑賞、それに尽きます。


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