2011-03-30

Springtime

新年度を迎えます。

今回の災害の影響で米軍関係のお仕事も一斉にキャンセルになったのですが、昨日は久しぶりに入場パスの更新のために基地へ足を運びました。エンターテイメント事業部のボスがオフィスに居たので現在の状況を聞いてみたのですが、米軍関係のファミリーは一時避難で帰国しており、現在までに7000名が本国へ戻っている他、約5000名のネイビー達が被災地への救助やその他の目的で海を渡っているそうです。どうりで基地内に活気がないハズです。しかし、今週末からは残っている方々のためにもクラブをオープンし、私のようなDJ にも久々に仕事がまわってくるとメールがあり、改めて「仕事ができる当たり前の環境」のありがたさが身にしみました。

そしてありがたいと言えば、こんなご時世でも新たにお仕事の依頼をいただけることには感謝です。少し前になりますが、カナダ大使館の音響部門でのご依頼をいただき進めていたお話が決定し、本日契約書にサインをさせていただきました。私のような規模の会社でも、このような政府の機関でお仕事が出来ることは大変光栄です。今後少なくとも1年間は大使館通いが日課となりそうです。前から興味があったカナダという国のことも、より身近な存在になってきた感じです。

そしてプライベートでは子供のテニス・トーナメントが本格的なシーズン入りをしています。仕事をしていない時は、いつでもテニスコートにいる名物オヤジですから、このシーズンは胸が躍る季節なわけです。子供には災害の影響で練習がなるべく左右されないよう、親ながらに何とか駆使してコートを手配していました。私の周りには素敵な人が多く、やはり子供達にはスポーツを含め、出来るだけ普通の生活が出来るよう工面しているコーチやテニスクラブのオーナーが存在します。何年も積み上げてきた成果を残り少ないジュニア期に精一杯発揮していただけるよう、がんばって見守りたいものです。テレビなどで報道されている甲子園球児を見ていても、全く同じことを感じます。10代の青春はアっという間に過ぎてしまいます。自粛するのではなく、その瞬間に思いっきりできることを元気な姿で見せて欲しい・・・というのが私の考えです。


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