2020-11-24

買い物狂い

昨夜は四谷のダンススタジオで行われた平安絵巻の和劇を見に行きました。

巻物に記されているストーリーを朗読する横で和楽器の生演奏。それに合わせながら無言の舞の踊りが繰り広げられるという朗読劇。最初は訳が分からず見ていたのですが、楽器と踊りの一体感や高揚感がビシビシと伝わってきて、これはもう和のトランスパーティーだな~と。章の終わりは予想外の展開に転がり、幕が閉じるころにはお客さんから劇団への拍手が鳴りやまない状態になっていました。

面白い取り組みを試みている方がいるものですが、この場所自体も劇場とかではなく、普段はただのダンス・スタジオ。ご自身たちで装飾をなさって、照明を持ち込んで舞台セットのように完璧な状態。コロナで業界が迷走している最中、アイディアを出して自分たちの出来る範囲で工夫をしている姿には感銘を受けます。

私のDJ会社も一通りの機材を所有し一括でイベントやパーティー、ライブが出来る体制を整えていますが、演出に欠かせない照明機器を今年の夏は100万相当を売りに出しました。最終的には40万くらいまで値下げをして、ようやく熊本のライブハウスの方に売れたのですが、手放すときは少し寂しい気持ち。それでも断捨離を決めていたので後悔はせず。音響照明の演出を辞めたわけではなく、不要なものを売っただけ。

来週には更に20万円ほどの照明機器を売りに出す予定ですが、昨日の和劇に刺激されて、つい先ほど数十万円分の照明機器を海外から取り寄せるという、意味不明の行動に出てしまいました。もう自分の行動の支離滅裂さが痛々しいというか、笑いさえ起きそうな雰囲気。

それにしても、この1週間くらい毎日(毎日です!)数十万円分の機材を購入しており、寝ている時にヘンな夢を見るようになりました。不安の表れだろうか?イヤ、必要だから買ってるんだ・・・と自分に言い聞かせ葛藤を送る日々。

もちろん新たに照明機器を購入したのは意味があっての投資で、ストレスや衝動買いではないと信じたいのですが、私の日々のネットショップで勢揃いした機材が並んだ暁に何をやろうとしているのか?それは近日中に発表させてください!


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