Night Walker

ここ数か月のルーティーンで、夜仕事を終えると近所へ散歩へ行きます。

当初の目的は運動不足を解消するためで家から4～5コースの中から選択し、毎日違うコースを1時間ほど歩くようにしていました。スポーツジムが閉鎖されている間だけと考えていたのですが、今でも続けているのは理由があります。

夜の散歩は最初の1か月くらいは楽しかったのですが、さすがに毎日似たような道を歩いていると、いい加減飽きてしまい、何か「歩く理由」を他に見つけることはできないだろうか？と考えていた時のこと。

私の住んでいる街には「猫実」（ネコザネ）という地名があり、何故か野良猫を頻繁に見かけます。ほとんどは耳がカットされている「さくらねこ」で近所の方が面倒をみているらしい。

個人的には数年前まで猫は苦手だったのですが、最近打ち解けた野良猫のおかげで、他の野良猫にも目が届くようになりました。

毎日散歩をしていると、お腹を減らせた猫が寄ってきて「ニャ～ン」と何かを訴えてくる。この訴えがメシをくれ、と気づくまで時間がかかってしまったのですが、だったら夜の散歩中にキャットフードを持って歩けばいいと思い、実行してみました。

するとどうでしょう・・・

私が来ると餌がもらえると知恵を付けた猫たち。

近所を1時間も散歩をすると、このようなポイントが数か所あり、プラスで今まであったことのない猫にも日々遭遇します。中には親交を深めた猫もいて、信頼関係が深まった？と思える野良も最近は増えました。

運動不足の解消から始めた夜の散歩ですが、今では目的自体がすっかり変わってしまった、そんなお話でした。

それでは今夜も猫に餌をあげるため、散歩に出かけてきます・・・では！