まずは動く

先週末は都内のイベント会場に映像機材を持ち込んで動画の撮影を行いました。カメラの使い方、動画編集の仕方など覚えることが一杯。

これまでの音響屋から一歩踏み出して映像に手を出しているんですが、今まで使ってきた聴覚と映像で使う視覚の違いは予想をはるかに超えるほど大きく、使う脳が全然違うのでは？と感じます。

新規で購入した映像用の機材代はゆうに150万を超え、それでも最低限の機器を揃えただけ。費やす金額は青天井ですから、とりあえず必要なものだけに絞って購入をしております。

新しいプロジェクトというのは非常に楽しいくワクワクする反面、とにかく最初はつまずいてばかり。子供がハイハイから捕まり立ちの過程を踏むように、新しい仕事も最初の段階は子供と同じで失敗だらけ。

先日のブログでもアナウンスしたように、さらに借金をして月末に大掛かりな撮影を入れたのは、とにかく最初の一歩を踏み出す必要があると感じたから。人間って思い悩んだり、頭で考えたりするよりも行動しちゃった方が早いと思うんです。頭で考えて行動できない人って「いつかお金が貯まったら結婚しよう」と考えているような人。準備なんてできてなくても先に走っちゃえばいいんです。なんとかなるから・・・

もちろん、見切り発車するからにはある程度の勝算を見込んでのこと。勝算も無いのにスピードで勝負するのは無計画な暴走族だけ。逆に言うと、ある程度の勝算さえあれば、あとはスピードが勝負を決めると思うんです。

今朝テレビを見ていたら、詐欺にあった人が700万の借金を背負って自己破産をしたという人のインタビューを見ました。その方は「私の人生はもうおしまい、もう死ぬしかない」みたいなことを言ってたのですが、わたしは思わず「オイオイ、それくらい頑張れば稼げるから、死ぬなよ！」と叫んでしまいました。

気持ちは察しますが、たかが700万で死んでしまっては安過ぎ、あなたの命はその程度ですか？と悲しくなってしまう。死にたいとか考えてないで、金を稼ぐために行動しちゃった方がいい。どうやったらお金を返済できるか動いてみれば、きっとその先に次やるべきことが見えてくると思うんです。