Music fest. or Wedding?
先々週の話ですが、3ヵ月に渡ってご連絡を取り合いウエディングの2次会を計画していただいたお客様。新郎様が法律関係、奥様がお医者様というご夫婦のもとで行われたウエディングのアフターパーティーでのことです。
旦那様が慶応大学のダンスサークルに所属していたとの経緯で、音楽的なパーティーを希望していらっしゃいました。そんなこともあり、私のような者が選ばれたのかもしれません。そして実際に行われたパーティーではご来場いただいた100名を超すお客様の中にも音楽が好きな方が大勢いらっしゃり、大いに盛り上がりました。
ゲストには世界的に活躍するタップダンサーの古庄さんとその仲間でビートボックとブルースハープのセッションニスト達、そして日本のソウル界をリードする椎名純平さんがピアノの弾き語りを披露するという豪華内容でした。
旦那様とサークルのメンバーはハウス・ダンスを披露してくれたのですが、そちらも見事な振り付けで大きな歓声が上がりました。
私の役目はもちろんパーティーDJ なのですが、旦那様のリクエストでサルソウル(現ハウスミュージックの前身)あたりの音が好きだとのこと。このお客様にはお話しませんでしたが、実はサルソウルは自分が10代にもっとも自然に聞いて育った音楽。恐らく自分は、生前のラリーレイバン(伝説的な80年代アンダーグラウンドのDJ)のパーティーで唯一、毎週踊っていた日本人だったでしょうから・・・
ということで、私の選んだ音楽もビンゴだったらしく翌日にはご丁寧にお礼のメールまでいただきました。人が幸せになるウエディング・パーティーはどのご依頼も全て思い入れがありますが、私が関わったウエディング・パーティーの中でも自分が一番エンジョイをしてしまった経験となりました。それはまるで音楽イベントのようなウエディング・パーティー、椎名さんがタップのセッションで歌った「What’s Goin on」はしばらく忘れることはないでしょう。
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