映画作りのワークショップに参加
先日、映画監督の園田新さんが講師を務める映画作りのワークショップに参加しました。
セミナーは本来3時間だったのですが最終的には5時間と2時間も延長してもらいました。その時間内に与えられる課題がすごいんです。
・簡単な脚本作り、登場人物のセリフ作り
・カット構成、絵コンテ作り
・実際にカメラを使って撮影をする
・編集作業から完成へ
このような内容を時間内にこなしていくのですが、要するに簡単なストーリー付きの動画を作るんです。またの名を「なんちゃって映画」とでも言いましょうか・・・
まず最初にAチーム4名、Bチーム4名に分かれ、それぞれが相談をしながら脚本を書きます。そしてAチームが書いた脚本をBチームが演じ、Bチームが書いた脚本をAチームが演じる。
「なんちゃって」ではありますが自分の脚本に従って監督をし、演者にストーリーを伝え演出を入れるんです。これが面白い。
その中で私は主役を演じることになってしまい、所見だというのにセリフの長いこと・・・演じたのはモモクロの追っかけを長年やっているガン患者の役で、なんとも複雑なシチエ―ション。
最初に脚本を見た時は全く理解する暇もなかったのですが、演技をしながらセリフを覚えている間にストーリーの構成が理解できました。まあ3時間で脚本から編集まで完成させるのですから無理もない。それにしても、よくできた内容でした。
一方で私のチームも脚本を書いたのですが、これがまた演じさせるのが面白かった。ストーリーの内容は姉妹が同じ男性を好きになるのですが、最終的に妹の本心を読み解くとお姉さんの気を引くためにワザとその男性をもて遊んだ、という内容。この妹はお姉さんのことを溺愛していた、という下りです。
考えてみれば、よくも短時間でここまでクリエイティブなストーリーを考え付いたなと。最終的に私たちのチームは時間内に編集を仕上げることはできなかったのですが、相手のチームは編集まで仕上げてしまいました。ということは、私が主演したストーリーは全編を鑑賞することができたという意味です。
Vimeoで公開されていますが、絶対にリンクは貼りません。いくらなんでも恥ずかし過ぎです。
とは言え、会場にいた方々からは「俳優やってるんですか?」とか「演技やってるんですか?」とか聞かれました。なワケないだろ!!
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