2021-07-10

何のために戦う?

私が10代の頃、アメリカに住んでいた時。

あまりにも街のギャングに絡まれ悩んでおり、その対策に知り合いからボクシングを教えてもらい、次第に格闘技にのめり込んだ時期がありました。

今でもボクシングや格闘技を見るのが大好きで、特に井上尚弥の試合を見るといつもシビれます。彼は間違いなく日本のボクシング史上で最高の選手でしょう。6月11日にラスベガスで行われたマイケル・ダスマリナスとの試合は芸術的なボディーブローでノックアウトを収めました。

井上尚弥 VS マイケル・ダスマリナス

このパンチほどボクシングに対するアートを感じたことはありません。このビデオの4:25で見ることができるマイケル・ダスマリナスへのボディーブローは、井上が敵の一瞬の隙を見逃さずクリーンヒットさせた強烈な脇腹への一撃でした。

ボクシングをやっていた人ならわかりますが、ボディーブローでノックダウンするって、この世の最悪ともいえる地獄の苦しみです。この苦しさを例えるなら、男性のキン〇マを思いっきり蹴られたような感じとでも言いましょうか・・・息ができません。

今や世界のバンタム級に敵なしの井上。マイクタイソンが最強だった時代のように、同階級の選手は誰も井上と試合をしたくはありません。

そして、最近個人的に注目しているのが総合格闘技の女性ファイター、ケイトロータスさん。何がスゴイって顔がキレイなのにメチャクチャ負けん気でガッツがあるんです。この容姿からは想像もできません。


※写真はスポーツ報知より

彼女の試合はYouTube上でほとんど観戦させてもらいました。彼女は空手と柔道の経験から格闘家へと志し、2020年10月にアマチュアとして戦ったデビュー戦の模様が今でもYouTubeで見ることができます。対戦した相手も強すぎ、血まみれとなった判定までの決戦はあまりの迫力に度肝を抜かれます。

藤田翔子 VS ケイト・ロータス

私の中で今となっては謎ですが、格闘家は何をモチベーションに辛いトレーニングに耐えて戦うのでしょうか?格闘技はアートであると共に、平たく言うと「殺し合い」です。勝ち負けがハッキリしていて、時に命さえも落とす。なんの恨みも無い相手を打ち負かしに行くスポーツで、勝てば天国、負ければ地獄。

そんな疑問を持った若き私は、決して格闘技で強くなることはなかったとさ(笑)


にほんブログ村 音楽ブログ DJ(クラブ・ディスコ)へ

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください