ウエディングの奇跡~卒業
これまでに結婚式で様々なミラクルを見てきました
※先週横浜のウエディングにて
朝から雨だったのに外挙式中の一瞬だけカラッと晴れたり、親子の愛情を確かめ合い涙の洪水に見舞われたり、私の担当である音楽演出で言えば、有りえないほどシーンと演出がハマって感動を与えたり・・・
結婚式の現場では感情が揺さぶられるドラマの数々が生まれ、その後も永遠に参列者の心に残るような思い出として記憶に根付いていく。そんな仕事に12年ほど関わってきました。これまでに担当させてもらったウエディングは正確には数えることができませんが、恐らく1000案件は軽く超えていると思います。
しかし、今後私自身はずっとウエディングの音響演出家として続けていくことに悩み、この役目から卒業し、更なる挑戦を試みることを決意。そう決めたのが昨年のこと。現在徐々に引継ぎが終わり、今後はどうしても他者に引き継げないウエディング案件のみ担当する運びになります。
とは言え、この10年以上で築いたDJスタイルのウエディングパーティーは、日本中どこを探しても絶対に自分にしかできないスタイルを確立しており、そんな時は喜んで一時的に現場復帰しようと考えてます。
先週は、私が担当していた会場の最終引継ぎを終え、以後その会場は後進に任せることに。会社のスケジュール帳を見ると仕事はびっしり埋まっているのに、自分の担当案件がないという今まで体験したことのない不思議な現象が。
「あとは任せた!」と会社のスタッフには伝えたので、自分は地味なペーパーワークをやる他、新しいことにどんどんチャレンジできる環境がようやく整ったワケです。自分にとってこれはシャンパンを開けたくなるくらいおめでたい事。
まあ、自由になったみたいで聞こえはいいですが、かなりリスキーな賭けに出たとも言える。この不安定な生活は今に始まったことではなく、自分の人生に安定を求めたことは一度もないですから、これでいいんです。自分の肌に合っている。
新しい生活環境はいつでもワクワクさせる何かがあります。
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