コロナ禍ウエディング 素晴らしい側面
本日はスタッフがフル稼働でウエディング案件に追われました。社内で7案件の依頼があり、それでも今日に限って追加で依頼が舞い込みましたが、お引き受けすることが出来ず・・・7~8件くらいコロナ前は普通にこなしていたのですが、コロナなまりで感覚が鈍っているらしく朝からソワソワしておりました。
各スタッフが現場に到着の際は、私に連絡を入れることになっています。「到着しました!」とか「今から会場に入ります」など。そして現場の音響機材の調子が悪い時や、何か問題がある時も私の携帯に連絡が来ます。とは言え、私自身もウエディングの現場に入っているのでひっきりなしに来る連絡に対応が間に合わず。
本日、わたしが担当させていただいた結婚式は千葉の奥地にひっそりとたたずむ撮影スタジオ。普段はドラマやCMなどの撮影をしているとのこと。ご親族だけの小さな結婚式で、朝から快晴で自然にあふれ、終始気持ちよく作業することができました。
音響屋のわたしが言うのもヘンですが、田舎の屋外ウエディングは、鳥などの自然な音が最高の癒しになり「音楽なんて必要ないのでは?」と思ってしまいます。
面白いのは音響の機材に虫とか蝶々とかが寄ってきて、観察しているとマイクアンテナの上を大きなアリが歩いていたり、ミキサーの上に葉っぱが挟まってしまったり、メチャかわいい。普段のウエディング会場では絶対に遭遇しない光景ですから、、、
そして、この結婚式でとても印象的だったのは、新郎様のお父さんの最後の挨拶。
「多くの言葉を語ることは出来ませんが、コロナの時期だから味わえる最高の結婚式だった気がします」と。
その意味するところは最小限の人数になってしまったけど、それが逆に家族だけの素晴らしいウエディングで結果最高だったということ。
その言葉を聞いてウルッとなりましたが、ウエディングと言うのは、親族一同が集まり一緒の時間を過ごすことができる唯一無二の時間。こんな形のお祝いも素敵だなと、コロナ禍ウエディングの良い側面が垣間見れた一日でした。
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