1980S New York DJs ダンサー殺しの曲リスト
今日のトピックは1988年に渡米しニューヨークで過ごした著者が、毎日ナイトクラブに通いつめ、そこでDJ達がプレイしていた音源を具体的に紹介する。
特に印象深いプレイは1990年前後にロウワ―マンハッタンにて営業をしていた幻のクラブ「The Choice」のDJ達。ラリーレイバンのようなレジェンドを中心に、このチョイスというクラブで経験を積み世界へ飛び立ったDJも多く、黒人やヒスパニック系のDJが連日ダンサーを熱狂させていた。
以下、私が80年代後半~90年前半にニューヨークのナイトクラブで経験したDJ達
- Roger Sanchez
- DJ Disciple
- Little Louie Vega(Masters at Work)
- Kenny Dope (Masters at Work)
- Kerri Chandler
- Hector Romero
- Robert Owens
- Frankie Knuckles
- Larry Levan
- Funk Master Flex
- Clark Kent
- Bobby Konders
- Junior Vasquez
- DJ Basil
- Danny Krivit
- David Morales
- Victor Rosado
- Joey llanos
- Nick Jones
- その他多数
リストを見てわかるように彼らの多くはハウス系のDJで知られているが、当時のハウスDJはハウス以外にもDisco Classics、Dance Classics、ラテン系、ヒップホップ、レゲエと豊富な音楽ジャンルを披露しお客さんを楽しませた。その理由のひとつに一人のDJが一晩に担当する時間は短くて3時間、長ければ6時間以上に及ぶためと思われる。
今回はThe Choiceというクラブで頻繁にプレイされた音源を思い出し、以下に印象的なプレイリストを10選に絞って記載する。
当時The ChoiceのDJは以下のメンバー
今でも忘れない、当時絶対に盛り上がった音源10選
(どのDJがどの曲をプレイしていたかは定かではない)
1 Third World / Now That We’ve Found Love (1978)
Reggae Dance Classic定番
2 Chaka Khan / I’m Every Woman (1978) Remix
Soul定番曲。ホイットニーヒューストンも数年後にカヴァーしました。
めっちゃ意外なRock系
3 Ram Jam / Black Betty Rough’n Ready Remix
4 Talking Heads / Once in a Lifetime (1980)
5 Santana / Jingo(1969)
なんのリミックスかは不明、David Rodriguezのリミックスとは別物
Harold Melvin & the Blue Notes アルバム「Wake Up Everybody」(1975)より
Choiceでは頻繁にフィリ―ソウルがプレイ。その中でもこのアルバムから2曲を紹介
6 / You Know how to Make Me Feel So Good
6 / Don’t Leave Me This Way
7 MFSB / Love is the Message
この曲はChoiceの定番となり、その後世界のクラブシーンでもダンスクラシック化
8 Booker T. & the M.G.’s / Melting Pot (1971)
Stax定番、躍動感あふれるリズムに踊り狂う
9 James Brown / Give It Up or Turn It a Loose (1969)
Funk定番 盛り上がりのピークにぶっこむダンサーの殺し曲。ダンサーがサークルになってダンスバトルが始まる曲。
10 War / City, Country, City (1972)
クラブ営業の終了時間、朝方によくプレイされた曲
この曲を聴くとそろそろ終わりと感じたもの。私には「ホタルの光」に聞こえたもの
踊り疲れヘトヘトになってクラブの出口からドアを開けると、雀の鳴き声が響き渡り、太陽が眩しくて目が開けられない。そんなナイトクラブ帰りが日常茶飯事だった。1980年代の後半からニューヨークで何年もそんな生活をしていた。
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