検索ビックキーワードとDJビジネス
今回は「出張DJ」というキーワードがどのように生まれ、どう活用してきたかについてお話します。
インターネットが普及した現代の世の中は何でも検索で調べる時代。私が2009年に「出張DJ」のビジネスをスタートした時は、そもそも「出張DJ」という言葉すら存在しなかった。このビジネススタイルはもちろん、この造語を作ったのは私、そして出張DJの価格帯を考えたのも私だ。(※現在の価格帯については同業者のベースとなってしまい、責任を感じている。)
当時はアメリカのMobile DJビジネスをスタートする際に日本でどのようにアプローチをするべきか、言葉を見つけるのに苦労した。DJはクラブなどの箱に居る存在から、どこにでも行ける存在という価値を変えたいと思っていた。しかし、それが上手く伝えられないし、誰がそんなサービスを必要としているかもわからなかった。そこで考えたのが「出張DJ」という言葉。日本人に馴染みのある「出張」と「DJ」を組み合わせてみた。そして早速検索キーワードでその言葉がヒットするように仕掛けた。当時はそんな発想すらなかったので、そもそもそんな検索をする人は居なかったかもしれないが・・・。
時は経ち、現在では多くの個人DJが出張DJスタイルと同様のサービスを展開している。私のように「出張DJ」を法人化する勇気を持った人はまだ見つからなく、副業で週末に稼ぎたいと思っている方が大半。
現在「出張DJ」でグーグルを使い実際に検索をしてみると・・・・
グーグルマップのトップには私の会社、ソウルピーナッツプロダクションズが見事に表示、文章単位では大手に負けてしまった。しかし大きな仕事の依頼は間違いなく私の所へ話が来る。何故ならホームページをクリックすれば、その専門性の違いは一目で差が付くからだ。大きな仕事を依頼する時、ほとんどのクライアントは他社と比較のうえで複数のメールを交わす。一度メールを交わせば、どれくらいの仕事をやっているかは想像がつく。要するにそこからはビジネス力と人間性で勝負だ。
会社のブランドからセルフブランドへ
ソウルピーナッツという会社のブランドから私個人(DJ Jobow)のブランドへシフトした2019年の夏に今さらブログか・・・と半信半疑で受けた板坂 裕治郎さんの「ブログセミナー」で重い腰を上げコツコツとDJブログをスタートした。それまでは月に1回更新すれば良い方で、ほとんど放置状態だった。
世の中はYouTube時代だというのに、ブログを本気で考えた2019年12月末時点で「DJブログ」というビックキーワードに挑戦。ヒットが5000万も存在する中、30ページ見ても自分のブログサイトへはたどり着けなかったので探すのを途中で放棄した。それが毎日ブログを更新し続けた結果、現在2020年5月はどうなったか・・・・
1位から3位までは大手の総合ブログサイト。しかし自分のサイトがなんと、沖野修也さんの次にヒット。1ページの5番目まで上昇。ここまでに5か月を要したが(たったの5か月!)検索ワードを上昇させたことにより、自分のDJビジネスにつながり思いもよらないところから声がかかるようになった。
DJビジネスの販促には1円もお金のかからないが、時間と手間は人一倍かかる。たかがブログだが、接客ツールと思って毎日発信すれば、強力な広告になることを今一度認識することができた。
圧倒的な情報量で差をつける。それはグーグルが平等に審査を下す基準になるのだろうと思う。そう考えると、自分の目指すところへ到達するには、まだまだ先のようだ。
↓以下動画でもわかりやすく解説
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