前世療法、受けてみた
以前、縁があって「前世療法」を受ける機会がありました。施術をしてくれるヒーラさんが初心者の方で、経験を積むために私に試してくれたんです。
私も催眠療法を理解していますから、ヒーラーが初心者でも自分次第でしっかりと前世療法の意識の中に入れることをわかっていたのでOKをしたんです。
前世療法という言葉を知らない方にとっては、ナニやら怪しい儀式のようですが、その通りで正直怪しいかもしれません(笑)まあ、簡単に説明すると自分が生まれ変わる前の前世に戻って、現在の生まれてきた自分との因果関係を知ることが目的になります。
人間は何度も生まれ変わていると言われていて、私は果たしてどの時代の前世にタイムトラベルをするのか?施術前は見当もつきませんでした。
そして、実際にヒーラーさんの施術が始まり、私の意識は過去を通り越して前世へとさかのぼったのです。そして行き着いた過去は・・・
驚いたことに、古代のローマ?または中東のような場所でした。もしかするとオスマン帝国だったのかもしれませんが、詳しいことはわかりません。
前世療法の施術は1時間以上に及んだので、全てを鮮明に覚えてはいませんが、私の前世は立派な城のようなところに住んでいる兵士でした。もしかすると国を率いるような立場の上層階流だったのかもしれません。
とにかく私の周りには沢山の部下と思われる兵士がいました。その数は数千単位だった記憶があります。ということは、私は国を率いる兵士のトップのような立場だったということ。でも、私はそのポジションに向いていなかった。というのは、私自身は戦いや争いごとが好きではなかったんです。
本当の私は平和を愛する人間だったのですが、立場的に部下を戦場の前線へ送り、日々亡くなる部下を見届けた。そんな生活に苦悩する毎日だったんです。特に自分の大切にしていた部下が国の争い事で亡くなっていく姿を見るのが何よりも苦痛だった。
自分の人生には全く自由がなく、国のために身を捧げ戦うことに疑問を抱いていました。
そんな前世を見せられ、私は前世療法から意識を取り戻したのですが、しばらくは何故そのような前世に意識が戻ったのかさっぱり理解できませんでした。
でもよく考えると、理解できた気がした
というのは、私自身は何かに縛られるのがとにかく嫌いなタイプの人間。子供の時から、とにかく自由を奪われることが大嫌いだった。
10代の物心が芽生えた頃は、こんな自分でも世の中を渡っていけるのだろうか?と不安になったものです。(アメリカへ渡って、その考えは一新しましたが・・・)
その前世に戻った結論としては、自分は過去に自分の意志ではどうにもできない立場にいたため、今世で「自由」を求めて生まれ変わったのだとわかった。(少なくともそう理解した)
「前世療法」の施術中はヒーラーさんが私のイマジネーションが暴走するのに対し、戸惑いを隠せなかったそうです。
かという私自身も、初めての「前世療法」で自分が想像していない姿を映し出したことに驚きました。個人的には普通の農民とかでもよかったんですけど・・・
まあ、経験として面白かったのは確かです(笑)
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