淡路にて パート2
2泊3日の淡路島の旅も本日が最後。
この日は日本全国から集まったタントリック・ヒーリングのメンバーと満月の夜に屋外で夜風を感じながら共に過ごした貴重な時間の体験談を綴る。
参加者は16名と言う小規模な集いでしたが、男女比半々の女子メンバーはタントリックの「タ」の字も知らない初体験者。
その彼女たちに向けてタントリックの説明を始めた主催者の女性。参加を募る時に、あまり意味が通じていなかったのか、現地に来てみて「どうやら様子がおかしい・・・」と気づいたようです。
初心者の女性参加者は、タントリックのデモストレーションが始まると「これはヤバい」と思ったのか、目はこれ以上開かないくらい丸くなり、唖然としている。
私はそんな女性の一人に控えめに声をかけてあげ、誤解のないように「タントリック=性の開花」について、まずは言葉で再度説明をしてあげました。不安の起きないように、やさしく、丁寧に・・・なんせ、今日初めてタントリックのことを知るのですから。
そして実際に二人で体を寄せ合い、呼吸を合わせ、ゆっくりと彼女のペースで誘導をしてあげる。慌てずに、ゆっくり時間をかけて。
すると彼女は驚いたことに、私と呼吸を合わせて直ぐに自分の感情の中に意識を合わせいる。
まず彼女の前に姿を現したのは「女性性」。対面座位で施術をしたのですが、彼女の子宮が上下するのが私の丹田を通して伝わってくる。全然初心者とは思えないくらいのスピードでマルチオーガズムに達している。
ゆったりとしたエネルギーの上降と下降を繰り返し、気付いたら2時間くらい経っている。淡路島の夜風を感じ、満月に見守られながら、時間の感覚を超えて自分の中のエネルギーに集中する一瞬一瞬。呼吸を通して男女の意識がひとつになるワンネスの世界。
通常タントリックのセッションはせいぜい30分くらいが限界ですが、この日は一体何時間同じ女性と時間を過ごしたのか、全然記憶がない。
夜風がひんやりと感じ、蚊に刺され始めたところでセッションを終了。挨拶を終え、彼女の人生観を変えてしまったらしいタントリックという体験は貴重な時間だったに違いない。
少し仮眠を取って、宿泊施設から見える絶景の日の出を鑑賞。驚いたことに、皆すでに起きていて思い思いの時間を過ごしているではないか。
タントリックヒーリングを通じてワンネスの世界を知る。
その正体を知らない人には未知の世界でしかないが、誰もが体験を通じて人生を変えられてしまうという現場を今回も自分の経験から目の当たりにした。
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