2020-08-06

2020年上半期 世界で大流行した曲 TOP5

2020年上半期 World Wide Hits TOP 5 Songs

2020年の1月から6月末までに世界的ヒット曲となった5曲を紹介。曲のセールスはもちろん、サブスクリプションでの再生数やYouTube再生数、インスタ動画やTikTokなどのSNS経由の視聴数も含まれる。情報の提供元はアメリカのビルボードを運営しているサイトを参考にさせてもらった。

振り返ってみると、どの曲も2020年を象徴するような印象的な曲ばかり。世界的な音楽動向もここに表れているので、是非ミュージックラバーの皆様は参考にして欲しい。

それでは早速紹介していこう!

5. Harry Styles, “Adore You”

Dec. 6 2019 Release

セールスはUS 200万枚 UK60万枚 オーストラリア21万枚など世界10か国以上でベスト10入り。元One Directionのハリースタイルスのセカンドアルバム「Fine Line」は2019年12月にリリースしデビュー作から2作続けて全米アルバムチャートの1位に。そのアルバムに収録されているキャッチーなシングルがこの「Adore You」日本にも熱狂的なファンが多い。

4. Doja Cat, “Say So”

Jan 24 2020 Release

セールスはUS 100万枚 UK60万枚 オーストラリア21万枚など世界37か国でベスト10入り。曲はTikTokのダンスチャレンジをきっかけにブレイクした曲。レトロなディスコ調の曲で溢れかえっている2020年だが、Doja Catの「Say So」にもその要素が含まれており2020年の最も魅力的なディスコソングの1つであることは明確。

またインドネシア人のRainychがYouTubeで公開した日本語バージョンも1400万回再生と視聴回数を押し上げており、他にも韓国のアーティストなどが同曲をカバーしている。

Rainych, “Say So” Japanese Version

3. Roddy Ricch, “The Box”

Jan 10 2020 Release

セールスはUS 470万枚 UK 60万枚 Canada 48万枚など世界18か国でベスト10入り。2019年の最も売れたHip HopがリルナズXのOld Town Roadなら2020年は間違いなくこの曲だろう。Roddy Ricchの「The Box」はTikTokで240万超えの動画で使用され、2020年6月時点でSNSで65億回の視聴を獲得。全米チャートのい最高位はもちろん1位で、2020年8月現在も全米チャートに34週連続でチャートインしている。

2. Megan Thee Stallion feat. Beyoncé, “Savage (Remix)”

April 7 2020 Release

先ほど紹介したDoja Cat、City GirlsやCardi B、Saweetieなど、ここ数年は女性ラッパーの王座入れ替わりが激化しているが、2020年トップ女性ラッパーに上り詰めたのは間違いなくメーガンだろう。この曲もTikTokチャレンジを経て2020年3月にSNSトータルで月間75億回以上の再生回数を記録。Savageのリミックスは4月29日にビヨンセと共演することで注目を集め、5月下旬にメーガン初の全米ナンバーワン獲得曲となった。

またメーガンとビヨンセの出身がヒューストンであることから、このリミックス曲の収益はコロナ禍で苦しむヒューストンの住民へ14トンの食料として500の家族と100の年配者へ支給された。

1.The Weeknd, “Blinding Lights”

セールスはUS 100万枚 UK146万枚 Canada 40万枚 Australia 35万枚など世界35か国で1位を記録(トップ10圏内ではなく35か国で1位です!)80年代のシンセポップを感じさせるウィークエンドのキャリア上で最も成功した曲。ドイツでは一早くベンツのCMで起用されたりNBAのビデオゲームやスーパーボウルのPR映像にも使われている。このミュージックビデオはYouTubeにて2億回(2020年8月時点)の再生数を記録。日本人モデルのハマノミキが出演。レコーディングエンジニアにカミヤマシンが担当するなど日本人の活動が嬉しい。SNSではこの曲に合わせて踊るエアロビチャレンジが世界的に流行した。

まとめ

いまやアメリカのトランプ大統領が規制をかけようとしているTikTokから、これほど多大な影響を与えているミュージックビジネス。2020年の音楽は確実にSNS動画からヒット曲が量産されているのは現実、誰もこの流れを止めることはできない。例えそれが大統領であったとしても、法律や政治で音楽の自由は奪うことはできない。

音楽の楽しみ方は時代と共に変化するものだし、アーティストもその波に乗って自身を表現する。

モバイル端末が世界の生活習慣を変えたように、2020年以降の音楽は益々エキサイティングな領域へ足を踏み入れることになる。

以下YouTubeプログラム「モバイルDJ大学」にて説明しています


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